廃盤のオフィシャル映像『DEMOLITION 23.(ややこしい)』をDVD化した1枚です。本作は、当時VHSで公式リリースされた映像作品。その中身は「1994年8月26日クラブチッタ川崎」公演のマルチカメラ・プロショットです。そう、本編プレスCDと同じく抽選で選ばれたファンだけが参加したシークレット・ギグであり、本セットで2回のギグをコンプリートできるわけです。この作品はバンドの解散と共に廃盤となり、現在に至るまでDVD化される気配さえない。本作は、そんな当時のVHSでも極上状態のものからマニアがデジタル化した逸品なのです。もちろん、元がオフィシャル品ですからクオリティは問答無用の公式級。マスターの鮮度も素晴らしく、テープ劣化もなければ白線ノイズも走行ヨレも見当たらない映像美でデジタル化されています。ショウ全編収録ではないのですが、その代わりオフステージも散りばめられた構成がいかにもオフィシャル的。ニューヨークでのライヴシーンを使った「Hammersmith Palais」「Nothin's Alright」のライヴクリップ、新バンドに賭ける意気込みを語るインタビュー、サウンドチェック、ロンドンやヘルシンキでの風景などなど。さらには渋谷HMVでのサイン会、新宿アルタや池袋HMVでのゲリラ・ライヴ……スタジオ作やライヴ盤だけでは忘れがちな“生きている(いた)バンド”の姿を感じることができるのです。しかし、やはり要となるのは川崎のプロショットライヴでしょう。そのハイパーなステージは圧倒的。もちろん、マイケルはいつだってハイパーですが、その両翼をサミ・ヤッファとナスティ・スーサイドが堅め、やけっぱち感満点のパンク・ロックが絶え間なく波状攻撃を繰り返す。そんな“HANOI番外編”を前に、もの凄い勢いで盛り上がる観客たち。事実としてはデビューしたばかりのバンドのシークレット・ギグなのですが、画面に映し出されるのは黄金期を迎えた大物バンドのような苛烈にして絶好調のライヴ風景なのです。泡沫のうち消えたDEMOLITION 23.。歴史的に見れば、マイケル・モンローはHANOI ROCKSやソロでこそ記憶され、「DEMOLITION 23.」の名は取るに足らないものかも知れません。しかし、彼らは確実に“1994年”に生き、観客たちと交歓し、一瞬ではあっても目映く輝いていた。本作は、それを光景で目撃する証拠品です。素晴らしいパンク・ロックをまき散らして消えた幻。その極上プロショット。 Live at Club Citta, Kawasaki, Japan 26th August 1994 PRO-SHOT 1. Intro 2. Hammersmith Palais 3. Interview 4. Nothin's Alright (Mercury Lounge, New York 24th July 1994) 5. Astoria, London 6. Tvastia, Helsinki 7. The Scum Lives On Club Citta, Kawasaki 26th August 1994 8. Intro 9. Nothin's Alright 10. Ain't Nothin' To Do 11. Endangered Species 12. Hammersmith Palais 13. I Wanna Be Loved 14. HMV Shibuya 15. Studio Alta, Shinjuku (28th August) 16. HMV Ikebukuro (28th August) 17. Kick Out The Jams 18. Same Shit Different Day 19. You Crucified Me 20. I Feel Alright 21. Interview (Pop-Ten) (22nd August) 22. What Love Is 23. Love Song 24. I Got Right 25. Nothin's Alright PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.69min.









