オジーが1986年に発表した「THE ULTIMATE SIN」は、現在でこそ「オジーが嫌っている作品」として、ややネガティヴな印象をもって語られています。しかし当時流行のL.A.メタル路線を最も高いと言える水準で突き詰めた内容は、オジーにランディ・ローズ時代以上の成功をもたらしました。さらにジェイク・E・リーがその才能を全開させた事も、作品・ライヴの双方を特別なものとしました。その'86年ライヴで特に有名なものが、イギリスでは8月16日の"モンスターズ・オブ・ロック"であり、アメリカでは4月1日のミズーリ州カンザスシティ"ケンパー・アリーナ"公演です。特に後者は公式ビデオ作品としてリリースされており、マニアにはお馴染みのライヴでしょう。しかしこのオフィシャル映像は純粋に演奏やショウのみをフィーチャーしたものではなく、セットリスト中でも目玉といえる「Shot In The Dark」や「The Ultimate Sin」がビデオ・クリップの映像に差し替えられていたなど、賛否両論ある作品でした。それだけにマニアからは「このライヴを楽しむなら、むしろラジオ音源の方が良い」とすら言われています。本作ではそのラジオ放送ソースを、音楽番組"キング・ビスケット・フラワー・アワー"の放送用マスターより70分以上にわたって収録しています。この音源はかつてShadesレーベルより「AGE OF SIN」のディスク2としてもリリースされていました。しかし今回は、元音源をさらに磨き上げた最新リマスター・バージョンとしての登場。既発以上にクリアで鮮明、それでいて落ち着きのあるサウンドは絶品のクオリティ。高い完成度でスペシャルなライヴを満喫させます!バンド紹介をフィーチャーしたオープニングの「Carl Orff "Carmina Burana"」から、公式を上回る素晴らしいサウンドが炸裂! '86年ライヴのサウンドボード音源は、前述した8月の"モンスターズ・オブ・ロック"も素晴らしいサウンドで楽しめましたが、こちらは音のパンチやリアルさなど、明らかに格上と断言できます。さらにそちらでは欠落していたライヴの序盤「Bark At The Moon」・「Suicide Solution」も、本作ではバッチリ楽しめます。特に「Bark At The Moon」で繰り広げられる、ジェイクのフラッシーできらびやかなギター・プレイには、誰もが圧倒されてしまうでしょう!このツアー限りの曲が多かった「THE ULITAME SIN」ナンバーを、完璧なステレオ・ラインソースで楽しめるのも本作の魅力。3曲目に登場する「Never Know Why」から、スマッシュ・ヒットした「Shot In The Dark」は、時代を色鮮やかに反映した最高のエンターテイメント! 「Mr. Crowley 」や「I Don't Know」など、これらの曲と交互に配置されたランディ・ローズ時代の楽曲も、ジェイクのオリジナリティ溢れるトリッキーなプレイで、この時のみの装いを楽しませます。ライヴの中盤「Killer Of Giants」と、ジェイクのギターソロを挟んだ「Thank God For The Bomb」は、この編成の旨みをたっぷり味わわせます! 特にランディ・カスティロのパワフルかつ軽妙なドラムは、「Killer Of Giants」の壮大さも、「Thank God For The Bomb」のキャッチーさも、それぞれの魅力を目いっぱいにアピールします。後半の「The Ultimate Sin」でも、彼のプレイはスタジオ・テイク以上の重厚さで楽曲を再現します(もちろんキーボードやベースなど、オーディエンス録音ではもうひとつ判りづらかったバンド・アンサンブルも、聴き手の目の前でありありと浮かび上がります)。ライヴのクライマックスはおなじみの「Iron Man」に「Crazy Train」そして「Paranoid」! 怒涛の勢いで畳み掛ける演奏の数々は、この時代におけるオジー・ライヴのダイナミズムを最良の形で満喫できるでしょう!本ライヴでは、かつてラジオ放送のエアチェック・ソースも存在しますが、そちらは約50分の短縮版でした。完全な形のライヴを最高の音質で楽しめる本作は、間違いなく全てのオジー・ファン必聴です! 本作の70分間では、ドラムソロを含む「Secret Looser」がカットされているため、実は"完全収録"ではありません。しかし圧倒的な音質と高い満足感を味わわせる収録内容は、ジェイク時代でも飛び抜けた存在感を誇ります! Live at Kemper Arena, Kansas City, MO. USA 1st April 1986 STEREO SBD(Upgrade) King Biscuit Flower Hour Broadcast Master 1. Opening 2. Carl Orff "Carmina Burana" 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Never Know Why 6. Mr. Crowley 7. Shot In The Dark 8. I Don't Know 9. Killer Of Giants 10. Guitar Solo 11. Thank God For The Bomb 12. Flying High Again 13. The Ultimate Sin 14. Iron Man 15. Crazy Train 16. Paranoid STEREO SOUNDBOARD RECORDING Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo – Drums









