ファイナルツアー“THE END”を終え、その映像作品『THE END: LIVE IN BIRMINGHAM』もリリース。さらに、オジーはソロでの“FAREWELL TOUR”まで発表され、伝統の重鎮バンドが本当に去ってしまったことを実感されている方も多いのではないでしょうか。“サバス最後のサウンドボード!?”とも言われている『DEFINITIVE HOLLYWOOD BOWL 2016』が登場しますが、、彼らが残した“最後の名曲たち”を一網打尽にしたスタジオ・アルバムをご用意いたしました。本作に収められているのは、公式のスタジオ・レアトラックス。最終作『13』に収録されてなかった“リユニオン期の新曲”を集成したスタジオ・アルバムなのです。本作は全13曲に及び、おおよそ3種に大別できる。それぞれ詳しく見ていきましょう。 【1998年-2001年(5曲)】 最初のセクションは、HEAVEN & HELL以前のレアトラックス5曲。まず登場するのはライヴアルバム『REUNION』用に制作された「Psycho Man」「Selling My Soul」です。もちろん、アルバムバージョンではなく、廃盤シングルやプロモCDにのみ収録されていた“Danny Saber Remix”。リミックスにありがちなお遊び系ではなく、アルバムよりも90年代的なアグレッシヴさを全面に押し出したバージョンです。また、余談ですが「Psycho Man」はサバス史にとってあまりにも特別な1曲。実は「Selling My Soul」はドラムマシンが使われ、『13』はブラッド・ウィルクがドラムを担当。それに対して「Psycho Man」はビル・ワードが叩いており、“オリジナル4人”が揃った唯一の再結成ソングなのです。次はトニー・アイオミのソロアルバム『IOMMI』収録の「Who's Fooling Who」。こちらはギーザー・バトラーが不参加なためにBLACK SABBATH名義ではありませんが、ドラムはビル。“オリジナルの3/4”が顔を揃えており、ベースも『HEADLESS CROSS』で弾いていたローレンス・コトル。限りなくBLACK SABBATHに近い1曲です。4曲目「For Heaven's Sake 2000」は、オジーとアイオミが参加したコンピレーション『LOUD ROCKS』に収録されたもの。ヒップホップ・グループWU-TANG CLANと共演で“らしく”ない1曲ではあるものの、オジー/アイオミは作曲にも名前を並べ、あの特徴的な声とリフを美味くハメています。5曲目は唯一、スタジオ録音されなかった新曲「Scary Dreams」。1999年の解散ツアー(どうもマネジメントの宣伝だけでメンバーは承知していなかったそう)の後、新作アルバムを制作しようとしましたが、その時に書かれた曲。2001年ツアーでのみ演奏され、サウンドボードさえ残っていない幻の曲です。本作では、最高峰録音の1つとされる「2001年7月13日フロリダ公演」のオーディエンス録音で収録しました。この日は奇しくも“13日の金曜日”。最高峰サウンドと合わせ、マニア筋から記念碑的ライヴともされている名録音です(フル録音は『FRIDAY THE 13TH』でお楽しみ頂けます)。 【『13』ボーナストラック(4曲)】 続いては、最終作『13』のボーナストラックとして発表された4曲。これはレアとは言い難い有名テイクではありますが、スタジオ録音集成のために収録。他トラックと音量・音圧も揃えており、一貫した“アルバム”として聴けるように整えました。 【ミニアルバム『THE END』(4曲)】 最後のセクションは、日本未発売のミニアルバム『THE END』のスタジオ・トラック4曲です。この4曲は『13』セッションで制作されたアウトテイク。ラストツアー“THE END”の会場でしか買えず、現在ロシア製コピーブートでさえ高価で取引されているほどのミニアルバムです。ミニアルバムは“スタジオ4曲+ライヴ4曲”という構成ですが、本作ではスタジオ録音の4曲だけを収録しました。その4曲はアウトテイクとは言っても完成しており、曲調は完全に『13』。アルバムも“初期の魂を甦らせた”と全世界で大ヒットしましたが、上記ボーナストラックと合わせれば、アルバム1枚分8曲になります。ただ、このミニアルバムは『13』のボートラとはかなり音量・音圧が異なっており、全部揃えているコレクターでも通して聴くのは違和感がありました。本作では、その点を調整し「もう1つの『13』」としてお楽しみ頂けるようにいたしました。 1997年から20年に渡って活動しながらも、スタジオ作品は『13』だけだった再結成BLACK SABBATH。その歴史に幕が下りた今だからこそ、『13』以外にも秘宝があったことを知っていただきたい。アルバム未収録の名曲群を“アルバム”として聴けるカタチに整えた1枚。重鎮の“真の最終章”、どうぞ存分にお楽しみください! BLACK SABBATH - LAST JEWELS 1998-2016 1. Psycho Man (Danny Saber Remix) 2. Selling My Soul (Danny Saber Remix) 3. Who's Fooling Who (Iommi, Osbourne, Ward & Cottle) 4. For Heaven's Sake 2000 (Osbourne, Iommi & Wu-Tang Clan) 5. Scary Dreams (Florida Live 2001) [“13” BONUS TRACKS] 6. Methademic 7. Peace Of Mind 8. Pariah 9. Naivete In Black In Black [“THE END” E.P.] 10. Season Of The Dead 11. Cry All Night 12. Take Me Home 13. Isolated Man









