今年に入って、突如、ネット上にアップされ、世界中のプログレファンを驚愕・狂喜させた高品質レア映像をDVDR化。1973年「Brain Salad Surgery」製作前に、3月末から5月上旬にかけて行われたヨーロッパ・ツアー「Get Me A Ladder Tour」より、4月15日のスイスはチューリッヒ公演から、オープニングを飾った「Abaddon's Bolero」の3分30秒のライヴ映像を驚愕のプロショットで収録。1973年ヨーロッパの映像と言えば、ツアーの様子をリアルなドキュメント映像で捉えたOld Grey Whistle Test、通称「Manticore Films」があるわけですが、本作はそれとは完全別モノ!こちらはスイスのテレビ局が独自に製作したものらしく、それが近年SRF TVで放送された、とのことです(画面右上段に小さく番組ロゴが入っています)。その映像に独自にオリジナル・オーディオをシンクロさせたのがTRK1。編集前がTRK2というわけです。まずは圧巻のTRK1「Remastered & Synched」をご覧ください。当時の雑誌の写真をバックに強烈なボレロ・ドラムが鳴り響き、15秒後、ELPロゴの巨大なステージカーテンが左右に開かれます(なんて美しい映像!)。23秒目から7秒間、そして38秒目から約10秒間、セカンドカメラと画面がスプリットするという独自な編集が観れますが、ステージスモークがたかれる中、本当にAbaddon's Boleroを演奏するELPのステージに、ファンは思わず感涙してしまうのではないでしょうか。50秒台のカールのアップに「うわ、音と絵がシンクロしている」と思い、1分台前半30秒間では、初めて観るやや前かがみになってメロトロンを弾くグレッグの姿に驚愕します(この姿を映像で観れるなんて!)。カメラは次に両手開きのポーズで2台のキーボードを操るキースの勇姿を捉えます。以降は三脚で捉えられたカメラがステージを左右にゆっくりと写していきますが、ドラマチックな曲調と共にその盛り上がりはピークに達します(イヤーこれは凄い!)。ラストはキースの挨拶で終了。(ネットにアップされた大元テイクでは1:52で右チャネルにオリジナル・オーディオに起因すると思われる大きなアナログノイズがありますが、本盤では修正済みです)。TRK2「Original」では、その編集&修正前のオリジナル映像を4分15秒観ることが出来ます。こちらはTRK1未収の37秒のリハーサルとステージ向かうメンバーの様子を捉えた38秒の映像を冒頭で観ることができます。ライヴの映像そのものはフィルム然としており、音と絵もシンクロしていませんが、元の素材はこうだったことを確認できる、これまたファン絶対必携・必見映像。これも貴重極まりない映像ですが、ここからTRK1までもっていくリマスター・マンの力量にはこれもまた驚きです。いずれにせよ、初めて目のあたりにする、1973年ユーロツアー伝説のオープニング曲「奈落のボレロ」のライヴ映像。オリジナル・メニュー付き。 Live at Hallenstadion, Zurich, Switzerland 15th April 1973 PRO-SHOT Abaddon's Bolero 1. Remastered & Synched 2. Original PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 8min.









