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Roger Waters,Eric Clapton ロジャー・ウォーターズ/Canada 1984

エリック・クラプトンが参加したヒッチハイク・ツアーの最終公演日、84年7月31日に行われたカナダのケベック公演をプロショットで捉えた映像です。何らかの記録・宣材資料として撮影されたこの映像は生々しいタイムカウンター入りのまま流出した事でその存在が知られており、当時のステージの模様を垣間見られる貴重な映像として現在に伝わっています。収録タイムは約33分程度ですが、このツアーのプロショット自体が他に存在しないと思われるので資料性も高く、ショウ前半から1曲と、後半をダイジェストで追う流れで収録されたそれはドキュメンタリーとしても見応えのある内容となっています。また業務用機器で撮影されたものですから音声も当然ライン録音となっており、音質が大変優れているのも嬉しい特徴です。まずショウ前半からは「Money」がフル収録されています。かなり至近距離からの映像なのでクラプトンとロジャーは勿論ですが、ロジャーの向こう側に居るメル・コリンズや女性コーラス隊もバッチリ映っており、千両役者が揃っていたステージ上のフォーメーションがどういうものであったのか、そしてそんな豪華メンバーにどう華のある演出をしていたかも伺える映像になっています。歌詞1番終了後に入る、サックスにスポットが当たるシーンではメルがステージ後方上段という意外な場所に移動してショウアップが図られており、その後に突入するギターソロの最初のリードはティム・レンウィックが担当しているのも御確認戴けるでしょう。そこからキーボードのソロを挟み、満を持した状態で" お待たせしました! "とばかりにクラプトンが2ndリード以降のギターを高らかに歌わせてゆくショウ構成も実に興味深いところです。ギルモアと同じくストラトから発されるそのアプローチはこの日も音の切り方や入れ方、旋律の繋ぎ方に似て非なるものがあり、72年以降のフロイドのライブ音源を聴き込んでいる方であればこそ、その表現の違いに目と耳が釘付けになる筈です。 20分間のブレイクタイムを挟んで始まるショウ後半「4:30 AM」以降は、ステージ後方に設けられたスクリーン映像を多用する公演内容となっている為、別のカメラに替わります。この後半部分の収録は「4:30 AM」の始まる前、その20分間のブレイクタイムの終盤から始まっていて、客電がまだ点いたままの当日の会場内の様子を暫く観察出来るのも面白いところです。また後半の各演奏シーンでは本編CDの様に音だけでは分からなかった部分が視覚的に理解出来るのもポイントで、本編CDのディスク2を聴いていると突然出てくる効果音の正体も多く含まれています。例えば「4:33 AM」では車の走行音の様なものが入りますが、これが自動車ではなく大型のオートバイが走り去る音であったり、その後に出てくる警報音はどんなシチュエーションの映像で発されていたのか等、演奏を映像面から補填してくれる貴重な映像資料となっています。勿論クラプトンのギターをしっかり追っている事も特筆され、例えば「4:41 AM」の中盤にある長めのギターソロのシーンではカメラがその動きをじっくり追っているので非常に見応えがありますし、ノーカット収録されている「4:47 AM」ではイントロ部分で短めのスライドギターを使ってソロを弾いている姿も御確認戴けるでしょう。そしてもうひとつ興味深いのは、" THE WALL "でもお馴染みのジェラルド・スカーフによるアニメーションの絵柄の変化です。" THE WALL "では風刺漫画特有のブラックユーモアが効き過ぎた薄気味の悪いキャラクターでしたが、ここではスヌーピーの様に愛らしい犬のキャラクターが音楽を導いているのです。これがよく分かるのが「4:47 AM」と「4:50 AM」で、これは神経症を患っている主人公が視る夢や自己問答だからこそ写実的絵柄ではなく、メルヘンでコミカルな絵柄で表現しているのかもしれません。またこの犬という姿も、誰かや何かに寄り添わないと生きられない自分や社会の象徴なのでしょう。こうした視覚的な隠喩は実際のライブ映像で観て初めて気付かされる視点ではないかと思いますし、これによってアルバム『ヒッチハイクの賛否両論』の理解度をより高めてゆく事が出来る筈です。ちなみにステージ後方に設置されている映像セットは映画のスクリーンの様に横長ですが、テレビ画面サイズの様な比率4:3の画面が3つ、横に水平に並んで映像が表示されているのが見て取れます。それぞれの画面がシンクロし、継ぎ目が無い横長の映像を表示していることから、これは恐らくハーフミラーを使った3画面合成投影と思われるのですが、これほど大きなものは84年当時としても珍しかった筈です。こうしたステージセットからも、フロイドでやっていた円形スクリーンを超える様な技術的斬新さで観客に更なる驚きを与えようとしていた事が伺えますし、そうした様々な視覚的発見が数多く出来るのもこの映像の特徴となっています。 The Forum, Montreal, Quebec, Canada 31st July 1984 ONE CAMERA PRO-SHOT 1. Money 2. 4:30 AM (Apparently They Were Travelling Abroad) 3. 4:33 AM (Running Shoes) 4. 4:39 AM (For The First Time Today ? part 2) 5. 4.41 AM (Sexual Revolution) 6. 4:47 AM (The Remains Of Our Love) 7. 4:50 AM (Go Fishing) 8. 5:01 AM (The Pros And Cons Of Hitch Hiking) Roger Waters - Rhythm Guitar, Bass & Vocals Eric Clapton - Lead Guitar Michael Kamen - Keyboards Andy Newmark - Drums Mel Collins - Saxophones Chris Stainton - Keyboards Tim Renwick - Guitar & Bass Guitar Doreen Chanter - Backing Vocals Katie Kissoon - Backing Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 33min

Roger Waters,Eric Clapton ロジャー・ウォーターズ/Canada 1984

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