スティーブ・ヴァイを迎えた異色作「Slip Of The Tongue」に伴うアメリカン・ツアー初頭、1990年2月19日、ニューヨークはバッファロー公演をオーディエンスショットながらコンサートの全貌を素晴らしいカメラアングルで捉えたマニア待望のアイテムが登場。カメラマンがバンドを熟知しているようで、ヴァイのギタープレイを中心に、見たいところをキチンと見せてくれるので、ストレスなく1時間半を楽しむことができます。最近のデジタル映像と比べると、解析度やズームアップで見劣りすることは否めませんが、1990年の観客録りビデオ映像としては、間違いなく極上タイトルと言えるでしょう。何と言っても見どころは、オリジナルなサウンドとテクニカルな奏法で、見る者全てをを圧倒するスティーブ・ヴァイで、画面に目が釘付けのスーパーパフォーマンスをたっぷりと堪能することが出来ます。ヴァイがホワイトスネイクに合っていたかは議論の余地があるところですが、彼のようなプレイヤーがステージをより華のあるものにしていたのは間違いありません。左からエイドリアン、カヴァーデイル、ヴァイが寄り添うように演奏するシーンは感慨の思いで見入ってしまうことでしょう。 Judgement Dayのイントロ部分で短いカット、そして、Cheap An' Nasty後半とCrying In The Rain前半がテープチェンジのため未収ですが、それ以外は三脚セットしたと思われる非常に安定したカメラワークでたっぷりと楽しむことができます。Slip Of The Tongue、Kitten Got Claws、Deeper The Love、Cheap An' Nastyといったこの時期ならではのセットは今聴いても実に新鮮です。90年ツアーの映像タイトルで良質なものは皆無だけに、ファンは間違いなく必携のタイトルと言えます。メニューチャプター付きのプロフェショナル仕様で収録時間は98分となります。









