IRON MAIDENがたった一度だけ「アルバム完全再現」を試みた“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”。本作は、その模様を収めた傑作オーディエンス・ショットです。本作が撮影されたのは「2006年10月12日ニューヨーク公演」。“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”でも6公演目という極初期の記録です。実は、このツアーの映像は世界のMAIDENマニアに特別視されています。というのも、2000年の「BRAVE NEW WORLD」で誕生した6人MAIDENは、ほとんどツアーの度ごとにオフィシャルDVDを発表しており、もし公式リリースがなかったとしても、それに匹 敵するクオリティのプロショットを必ずと言っていいほど残してきました。ただ1つの例外、この“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”を除いては……。実のところ、“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR”自体は翌2007年も続いており、DOWNLOAD FESTIVAL 2007出演時のプロショットも残されています。しかし、その頃になると「アルバム再現」ではなく通常スタイルのセットリストに変わっており、ウェブ配信 のクオリティは決して褒められたものではありませんでした。結局、「目で見るアルバム再現」はオーディエンス・ショットに頼るしかない。その状況は9年が 経った現在も変わらず、世界のマニアはベスト映像を求め続けているのです。本作は、その「目で見るアルバム再現」を満たしてくれるハイクオリティ映像の1つです。再生すると、ぐるぐる回る映像に不安になりますが、開演と共にビ シッと安定(三脚に固定しようとしていた!?)。アングルはかなりの遠景ですが、ステージ中央からズームを多用しつつ、見どころを押さえまくる素晴らしい もの。しかも、遠景ならではの引きになった際の光景も、ライショウのスペクタクルを見事に押さえています。そして、そのクオリティこそが最大のポイント。 デジタル機材による映像は超美麗。2階席からの撮影だけに映像も音声も遮蔽物ゼロの直球で、どこまでもクリアに澄み渡っているのです。そのクオリティで広がる“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”は、まさに重厚。「戦争」をテーマにしているせいか、いつもよりデザインは地味なものの、その分ライト・デザインは懲りっこり。ブルース・ ディッキンソンも派手な衣装や小道具には頼らず、キャリア随一の繊細さ、多彩さで迫る歌いっぷりでドラマを描いていく。ロックバンド、IRON MAIDENの演奏力、底力だけでグイグイと引っ張っていくライヴは、他のツアーでは味わえない世界です。そして、その世界を一身に体現する巨大エディの ド迫力! 「Iron Maiden」中盤に登場するタイミングはいつも通りですが、演奏を完全にブレイクさせる演出はいつも通りではない。ライトの乱舞と地響きと共に登場する 歴代屈指の迫力シーンです。やはり、やはりプロショットで残して欲しかった……。唯一のアルバム再現ツアーにして、プロショットがない“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”。すべてが常に安定しているような近代IRON MAIDENにしては、異例づくしの特別ライヴを極上クオリティで伝えてくれる1本です。9年前の日本公演を目撃された方も、見逃された方も、本作で二度 とはないであろう貴重なライヴを追体験してください。楽曲がこの身に馴染んだ今だからこそ輝く、“A MATTER OF LIFE AND DEATH TOUR 2006”の素晴らしさをたっぷりとご堪能ください! Live at Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, New York, USA 12th October 2006 1. Intro: Mars 2. Different World 3. These Colours Don't Run 4. Brighter Than A Thousand Suns 5. The Pilgrim 6. The Longest Day 7. Out Of The Shadows 8. The Reincarnation Of Benjamiin Breeg 9. For The Greater Good Of God 10. Lord Of Light 11. The Legacy 12. Fear Of The Dark 13. Iron Maiden 14. Two Minutes To Midnight 15. The Evil That Men Do 16. Hallowed Be Thy Name COLOUR NTSC Approx.96min. Bruce Dickinson - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray ? Guitar Adrian Smith - Guitar Janick Gers - Guitar Nicko McBrain ? Drums









