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Miles Davis マイルス・デイビス/Denmark 1969 & more

「ロスト・クインテット」期を代表する名演として名高い1969年ユーロ・ツアーにおいて、過去数多くのアイテムが流通している11月4日コペンハーゲン公演、及び翌5日ストックホルム2公演を、すべて近年流出したマスター・リール・サウンドボード・ソースにネット流通とは一線を画すデジタル・リマスタリングを施したベスト・クオリティーにてコンパイル収録。まず4日コペンハーゲン公演は良質なプロショット映像も存在するものの、オープニングから” Miles Runs The Voodoo Down ”までの13分あまりが未収録ゆえ、この名演をしっかり聞くのであれば、やはりこの臨場感も音のバランスもこれ以上はありえないクオリティーによる本音源をおすすめ。しかも過去流出ソースでは”Sanctuary”あたりでテープ・カットもあった中、こちらはオープニングから66分にわたり完全ノン・ストップ収録で、ディジョネットの連打で幕開けしてからラストまで一気に。特に前半"Bitches Brew"で最初の山場を迎え、通常なら"Sanctuary"の後に短いテーマで終演するところを、マイルスの閃きのもと"It's About That Time"へと展開し、そのあともチック・コリアらのフリー・インプロで狂乱状態に陥り、エンディングは再度マイルスがきっちり締めるという流れは鳥肌モノ!そしてDisc:2には翌5日ストックホルム公演のアーリー・ショー、Disc:3にはレイト・ショーを、こちらも近年再オンエアーされたFMマスターを細部に至るまでクリーンアップ、音圧から抜け具合まで、これ以上のものはないと言い切れるマスター・クオリティー。本音源も数多くの流通アイテムが存在する中、同レベルのクオリティーによる前日公演とカップリングとなっているため、ビギナーにも手軽におすすめできる逸品。そして演奏の方も1日2公演ということで、特に2度プレイされる”Bitches Brew”は、昼の部はアコースティック、夜はエレクトリック・ヴァージョンとなっており非常に珍しい展開。他にもチック・コリアのフェンダー・ローズから繰り出すフリーフォームなプレイ、昼の部の”Nefertiti”に”Masqualero”のメドレーとなる新アレンジ、そして何より強靭なリズムに乗ったマイルスのちびるくらいにカッコ良いペット等、激動の70年代を控えたこの時期ならではのスゴさがここに。3公演いずれも、オフィシャル「1969 Miles」をも越え、「Four&More」や「We Want Miles」をミクスチャーし、「Get Up with It」を散りばめたようなマイルス・ワールドで、これを聴かずしてロスト・クインテットもこのあとの70年代も語れない至宝的音源をここにコンパイルした必携コレクターズ・エディション!

Miles Davis マイルス・デイビス/Denmark 1969 & more

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