黄金の60年代クインテットが1966&67年にニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演した際の放送サウンドボード音源をセットにした、名カップリング音源に、デジタル・リマスタリングを施したベスト・クオリティーにてここに。過去流通していたものの中には、テープ・スピードが不安定なものも多かったのが、ここでは2公演共にキチンと修正され、音質もさらにクリアーに。そしてまず前半は1966年7月4日公演で、時期的には「マイルス・スマイルズ」レコーディングの4ヶ月前ながら、すでに“Gingerbread Boy“をオープニングで披露。当時前月ポーランド公演でも演奏されていたことからも、完全にクインテットのレパートリーとして定着しており、続く“All Blues“では“Jean Pierre“のフレーズを織り込みながらアップ・テンポで飛ばすあたりは「フォー&モア」の熱気さながら。さらに後半の翌67年7月2日公演はこちらもオープニングは同じく“Gingerbread Boy”ながら、1年の経過でフリーで広がりのあるアプローチで展開しており、このあたりは聞き比べるのも面白いところ。さらに続く“Footprints“では強力なマイルスのソロを筆頭に、妖気なショーターやハンコックのバッキングも聞きどころ。しかも時期的には「ネフェルティティ」レコーディング真っ只中だったゆえ、新たな展開も模索され、続く“Round About Midnight”もメドレーで入り、このあたりのハンコックのリリカルな繋ぎはさすが。そしておなじみのブリッジでもマイルスの音は際立っており、クインテット時代としてのひとつの頂点がここに。尚、放送用マスター使用ゆえ、両公演ともエンディングはフェイド・アウトではあるものの、それを補ってもあまりある演奏と、このクオリティーの高さはやはり必聴。 01. Gingerbread Boy 02. All Blues 03. Stella By Starlight (incomplete) [Newport Jazz Festival : at Newport, Rhode Island USA, July 4th 1966] 04. Gingerbread Boy 05. Footprints 06. Round About Midnight (incomplete) [Newport Jazz Festival : at Newport, Rhode Island USA, July 2nd 1967] (from NY Radio Station, Voice Of America’s Master) Miles Davis (tp) Wayne Shoter (ts) Harbie Hancock (p) Ron Carter (b) Tony Williams (ds)









