暗黒ブラックホール時代となる1973年の壮絶なユーロ・ツアーより、7月11日パリのオリンピア・シアター劇場でのショーを、2010年にフランスで再オンエアーされたラジオ音源より、オフィシャル・クオリティー、サウンドボードにて収録。本音源は当時にも現地FM局「ヨーロッパ1」で放送されたものの、音のバランスが最悪で、フランスCBSが公式リリースするのを踏みとどまり、そのままお蔵入りとなっていたもの。その貴重なライブ音源を同放送局がマスター・テープをキチンとマスタリングしオンエアーしたものが、ネット等を介して今回広く知れ渡るようになり、そのバランスや音圧はまさにカンペキ。そして演奏もあの伝説の来日公演から1ヶ月後、この夜もアル・フォスターのバシャドラムから猛突にオープニング。そして既流出ではオフだったレジー・ルーカスの鋭いリズム・カッティングも鮮明に聞こえ、その後のマイルスのブローや切り込みは、そのあまりの激しさに目眩するほど。そしてリーブマンも同様好調ゆえ、見事な入り方でマイルスの扇動に応じ、ソロにおいてもこの時期では最高と思われるパフォーマンスにて存在をアピール。とにかく最強の73年マイルスを、リアル・サウンドボードにてここまでのクオリティーで聞けるのは、ファンとして嬉しいかぎり。 01. Turnaround









