1982年本格的なカムバック・ツアーとなったユーロ・ツアーの前に、そのウォームアップ・ギグ的に行われた4月1日、ボストンのブラッドフォード・ホテルにおけるショーを、当時としてはAランクと云える良質オーディエンス・レコーディングにてほぼコンプリート収録。前年の日本とアメリカのみで行われたカムバック・ツアーや、この後のユーロ・ツアーの音源は各種流出している中、記録にもほとんどの残っていない、このスペシャル・ライブの音源は極めてレア!またセット的にはこの時期の定番ではあるものの、前年のジャパン・ツアーを思い起すセット内容で、しかもこのあとのツアーに向けて万全の体制で臨んでいた時期だけに、来日時より遥かに絶好調のパフォーマンスを披露。まずオープニングから早くもスパニッシュなフレーズを連射し、それに呼応するかのようにスターンやエヴァンスも過激なフレーズで応酬し、そのまま”My Man’s Gone Now”に突入という強烈なオープニング。そして疾風怒濤の”Aida”に続いては何と来日公演でも演奏されなかった75年以来となる”Ife”が登場。これには熱心なファンからも熱い歓声が飛び交い、その後も誰もが待っていた”Fat Time”では、マイルスの合図一発からバンドが絡み、その後で哀愁たっぷりのソロを披露し、最後まのでウォーム・アップとは思えぬ熱いパフォーマンスを披露。ラストの”Jean Pierre”がマスター・テープからの欠落でフェイド・アウトで終わるのが残念ではあるものの、貴重なライブをベスト・クオリティーにてここに再現。









