1975年9月17日、サンフランシスコの老舗クラブ、グレート・アメリカン・ミュージック・ホールでのアーリー&レイト・ショーの1日2公演を、マスター・クオリティー、サウンドボード音源にてコンプリート収録。ビル・グラハムの「Wolfgang‘s Vault」の元マスター音源よりダイレクト収録したもので、どちらもネット流通とは一線を画すクリアー・サウンドで、エヴァンスの繊細なタッチを再現。またメンバーも、同年に同じ場所でも競演し、この時期のベスト・トリオと言える名パートナー、エディ・ゴメスと、この後はペトルチアーニらとのコラボレートでも知られるエリオット・ジグマンドという、あの名盤「I Will Say Goodbye」のレコーディング・メンバーによるもの。そしてセットもまず注目すべきは1日2公演ながら、演奏曲は一切ダブりもなく、全く別のライブとして楽しめるところが嬉しい限り。内容的にはアーリー・ショーが半年前の同場所と同じく、70年代以降のナンバーをメインに、そして後半はエヴァンス・クラシックと言える60年代からの名曲の数々をピックアップ。しかも翌年以降からドラッグの乱用がプレイに悪影響を及ぼし始める中、ここではそういう側面は全く感じさせないリリカルかつ繊細なプレイが全面に。70年代最も充実していた時期の最高のトリオ演奏を最高のクオリティーでここに収めたトータル86分。









