1986年ソロ4作目となる「Atavachron」リリースに伴うUSツアーより、4月16日ボストン、パラダイス・ロック・クラブでのギグでの公演を、関係者流出によるマスター・クオリティー、サウンドボードにてコンプリート収録。ネット流通とは一線を画すダイナミックな音質は、バランスも良くクラブ・ギグならではの臨場感も最高。そして特筆すべきはこの時期のサウンドボード音源が過去ほとんど流通していないということで、「Atavachron」からのナンバーがオープニングより2曲続けてプレイされたのを含め計4曲も披露。他のナンバーも「Road Games」から2曲「I.O.U.」から3曲、そして「Metal Fatigue」からも1曲ピックアップされており、この時期のベストと云える選曲に。そして大きな特徴は、ギター・シンセ、シンタックスの導入で、ホールズワースの魅力の大部分は、その滑らかで艶やかな美しいギターの音色だと言い切るファンが多い中、この『Atavachron』がシンタックスの使い始めで、次作『Sand』に至っては、完全にシンタックス尽くしとなること。 シンタックスの音色には彼独特の伸びやかさや艶が無いというのが、ファンにとっては賛否両論なだけに、その問題時期のライブを検証する上でも貴重な音源。そして演奏の方はインスト・バージョンでプレイの”White Line”や曲の後半ではクリアーなギターソロが堪能できる”Atavachron”あたりは最大の聴き所。さらにサポートメンもアグレッシヴなゲイリーのドラミングは、ジミーとのコンビネーションでゴキゲンなグルーヴを展開。さらにオープニング・ナンバーのソロ・パートで強烈なキーボード・プレイを披露するケイ・アカギのインター・プレイも要チェック。4人の見事なアンサンブルを最高のクオリティーでここに再現! Disc One: 1. Non Brewed Condiment 2. Looking Glass 3. White Line 4. Band Introductions 5. Funnels 6. Atavachron 7. Band Improvisation 8. Devil Take The Hindmost 9. Tokyo Dream Disc Two: 1. Three Sheets To The Wind ?encore- 2. Letters Of Marque Allan Holdsworth - Guitar /Jimmy Johnson ? Bass /Kei Akagi - Keyboards /Gary Husband ? Drums