全盛期ELP73年のヨーロッパ・ツアーからツアー終盤の4月28日イタリア・ミラノ公演が初登場。この時期のツアーはアルバム「恐怖の頭脳改革」リリース前にスタートしており「ゲット・ミー・ア・ラダー」ツアーとして過渡期のツアーでセット・リストもこの時期ならではの興味深いものです。なんといってもリリース前の未完成段階での「悪の経典#9」がライブ披露されているのを聴くだけでも価値あるライブ音源というべきもので後の完成形とは違うプロトタイプは必聴です。「タルカス」「展覧会の絵」といった大作ナンバーの演奏ぶりも全盛期ならではの勢いに溢れたもので音質クオリティも良好のこの貴重なライブはコレクター必携の大推薦タイトルです。