1978年8月26日よりスタートしたUSツアーより、10月13日ニュー・ジャージー、キャピタル・センターでのファースト・ショーを、今回初流出となる、マスター・クオリティー、ステレオ・サウンドボードにてコンプリート収録。これまでセカンド・ショーやオーディエンス・ソースと混在し中途半端な音源しか流通していなかったのが、今回初めて当日1回目のショーの全貌を、オープニングからアンコール・パートまで、1時間52分にわたり完全再現したもので、また当時FMラジオのマスターからのソースも存在したため、オープニングにはラジオMCなどもインクルード。よって音質クオリティーもこのままオフィシャル・ブートレグとしてリリースも可能なレベルにて。 そして演奏もこの全米ツアーの中盤、バンドのまとまりも最高で、しかもこのツアーではバンドから離脱していたパトリック・オハーンがこの日から急遽参加というあたりも要チェック。そしてこの1週間後には有名な「サタディナイト・ライブ」のパフォーマンスでも知られるように、全編ソリッドでテンポ良いステージングを展開。そしてさらに要チェックなのは、テリー・ボジオの後任として、オーディションを受けて加入したヴィニー・カリウタの存在で、この時若干22歳ながら、すでにテクニカルなドラミングを随所で炸裂させており、彼の長いキャリアのスタート地点と云えるだけにそのプレイも必聴もの。さらにセットも「シーク・ヤブーティ」あたりのロック色の強いものをメインに、「ロキシー・ライブ」あたりが好きな人には、”Village Of The Sun”などもセットインしており、とにかく超一流の技巧派集団たちによるすさまじいプレイが印象的。 なお、このライブの模様は、ザッパのコーンヘッド・パフォーマンスが印象的なモノクロ映像も知られていたり、レイト・ショーからは”Suicide Chump”がDVD-Audioに収録されたりと、本ツアーの中でも、トップ・クラスの名演として知られるだけに、全ザッパ・ファン必聴のマスト・アイテム。 Disc One : 60:16 01. Knick Knack Introduction 02. Deathless Horsie 03. MC 04. Dancin’ Fool 05. Easy Meat 06. Honey Don’t You Want A Man Like Me? 07. Keep It Greasey 08. Village Of The Sun 09. The Meek Shall Inherit Nothing 10. City Of Tiny Lights 11. A Pound For A Brown Disc Two : 51:31 01. Bobby Brown 02. Conehead 03. Flakes 04. Magic Fingers 05. Yellow Snow Suite 06. Audience Encore 07. Strictly Genteel 08. Dinah-Moe Humm [Recorded at Capitol Theater, Passaic, New Jersey, USA October 13th 1978 :Early Show : from Master Quarity Soundboard Recording] ◇Personnel : FZ--lead guitar,vocals / Ike Willis?guitar,vocals / Denny Walley--slide guitar,vocals / Tommy Mars?keyboard,accordion,vocals / Peter Wolf--keyboards / Ed Mann?percussion,vocals / Patrick O’Hean?bass,vocals / Vinnie Colaiuta?drums