1987年「Invisible Touch」に伴う日本ツアーより、3月18&19日の大阪城ホール2日間公演を、どちらもサウンドボード・クラスの極上レベルでのオーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。同一のテーパーにより、最高級のマイクを使用、時代を考えると別格の高音質で収録されており、両日ともにオープニングのMamaで数箇所マイクが瞬間的に揺れたりする部分があるものの、それ以外はほぼ完璧な状態で収録。2日目は「今日が日本の最後のコンサートです。」と挨拶。初日のThe Brazilianでイントロをやり直したりする珍しい一瞬もあり、2日目のAbacab前半でPAノイズが走ってしまっているのが確認できますが以降は問題なし。とにかく全体のサウンド・バランスや各楽器の分離感も良好。またセットは同じながら東京3&4日目では演奏されなかったTonight, Tonight, Tonightは大阪初日のみ演奏され、これが同曲の日本最後の演奏に。そして何と言っても、前半から中盤にかけてのIn The Cage~In That Quiet Earth~Afterglow、終盤のドラム・デュエット~Los Endosと続くダイナミックな盛り上がりは、要チェック。そしてアンコールはお馴染みのTurn It On Again メドレーで終演。絶品の演奏内容とサウンドゆえファン必聴。