1981年リリースの「アバカブ」の、アルバム未収録となるアウトテイクを含めたレア音源のコンプリート・バージョンが、全編マスター・クオリティー、サウンドボードにてここに。近年ネット等で関係者流出によるライン・ソースをダイレクト収録されたもので、同年3月から7月まで、ホームであるイギリス、サリー州フィッシャー・レーン・ファーム・スタジオにてのセッション初期音源がメインとなっており、因みにワーキング・タイトルはリリース時とは大幅に違うもの。なお、この後80年代に唯一リリースされたライブ・アルバム「スリー・サイズ・ライブ」の、北米市場向けアルバムのスタジオ・サイドに、「デューク」からのアウトテイクも含めて収録されたり、”Me And Virgil”などは、イギリスで1982年にリリースされた『3×3』という EPに”Paperlate”と”You Might Recall”と共に収められたりと、かなり複雑な収録事情だったのが実情。そして「スリー・サイズ・ライブ」の5曲のアウトテイクも、いつの間にか2000年リリースの『ジェネシス・アーカイヴ 2: 1976-1992』に5曲中4曲が収められたりしたものの、現状ではいずれも入手困難であり、さらにアルバム未収録曲を含めたこの時のレコーディング・セッションはコンプリート収録されているため、3人体制になってからのポップ色も強まりつつ、従来のジェネシス・サウンドも継承した未発表テイクの数々を、ベスト・クオリティーでここに。 01. Abacab/02. Nationwide (No Reply At All)/03. Spike (Me & Sarah Jane)/04. Odd (Keep It Dark)/05. German I & II (Dodo / Lurker)/06. Wierdsynth (Who Dunnit ?)/ 07. Lonely Man (Man On The Corner)/08. Don (Like It Or Not)/09. Westside (Another Record)/10. Jangley (You Might Recall)/11. Sub (Submarine)/12. Vocal 3/4 (Naminanu)/13. Chunkey (Me & Virgil)/14. Paperlate/15. Abacab (single version) [Recorded At Fisher Lane Farm Studios, Surrey, UK March-July 1981]