1978年北米ツアーより11月7日オハイオ州ケントのステューデント・センター・ボールルームでのショーを、FM放送用マスター音源よりサウンドボードにて収録。この時期ジェネシスが「そして3人が残った」ツアーの為、ドラムはフィル・コリンズではなく、ハービー・ハンコックのヘッドハンターズ2代目ドラマー、マイク・クラークが叩き、キーボードもロビン・ラムリーではなく、元クォーターマスのピーター・ロビンソンが参加。この頃はとにかく1曲ごとが長くなっており、序盤”Access To Data”後半、ラテン・ビートでのピーターとパーシーのアドリブ合戦にまずぶっ飛び。さらに続く"Black Moon"の後半6/8拍子で展開する鬼気迫るソロ・バトルもすさまじく、その後モーリス・パートのソロに続く"The Poke"ではマイク・ミラーがグッドソールばりのプレイを展開。そしてラストは、1stアルバム「Unorthodox Behaviour」からの"Nuclear Burn"で、全員がテクニックの全てを見せつける、ド派手かつ硬派なアンサンブルが驚異的。そしてここでもグッドソールが腱鞘炎の為、夏以降代役を務める事になったマイク・ミラーのプレイが見事で、攻撃的かつしなやかなフレーズの数々は鳥肌モノ。もちろんパーシー・ジョーンズの個性的なフレットレス・ベースも要チェックながら、完璧なテクニカル集団怒涛の、この時期の貴重なパフォーマンスぶりを、オフィシャル・クオリティーで聞け、さらに”Masques”のエクストラ・トラックもボーナスで追加収録した、全ジャズ・ロック・ファン必聴マスター・ピース!(2CD) DISC ONE : 1. Earth Dance/2. Access To Data/3. Black Moon/4. The Ghost Of Mayfield Lodge/5. Morris Pert (Percussion Solo)/6. The Poke DISC TWO : 1. Band Introduction/2. Deadly Nightshade (Drums Solo)/3. Nuclear Burn/4. Masques (Extra Track) [Soundboard Live At Student Center Ballroom, Kent, Ohio November 7th 1978] ◇Percy Jones(Bass) / Peter Robinson(Keyboards) / Mike Miller(Guitar) / Mike Clark(Drums) / Morris Pert(Percussion & Piano)