ジェネシス脱退後、2年間に及ぶ沈黙を経て発表されたファースト・ソロ・アルバム・リリースに伴う初ソロツアーより、1977年4月9日ハリウッド、ロキシー公演のレイト・ショウを、当時としてはかなりの超高音質オーディエンス・レコーディングにて完全ノー・カット収録。約1ヶ月のツアーを経て、バンド・アンサンブルは非常に強固なものになっており、刺激的なアレンジを施した演奏を最高音質でたっぷりと聴く事が出来ます。特にロバート・フリップ(ダスティ・ロードという変名で参加)とスティーブ・ハンター(ルー・リードとの活動で有名)のツイン・ギターなどは珍しく、フリップの特異なサウンドによるギター・ソロ&アンサンブルは必聴。更にファースト・ソロ収録曲全てをライヴ披露しているのもこのツアーならではで、"Here Comes The Flood"はオープニングと中盤でアレンジを変えてプレイ。他にも中盤ではキンクスの"All Day And All Night"なども。稀少価値の高い一枚。