1981年リリースのソロとしては5枚目となるアルバム「CURED」リリースに伴うユーロ・ツアーより、8月31日オランダ・アムステルダム公演をFM放送マスターからのステレオ・サウンドボードにて収録。放送用音源ゆえ、コンプリートではないものの、本アルバム「CURED」は最もポップ色の強いアルバムであり、当時のニュー・ウェーブやエレクトリック・ポップの影響も感じさせるサウンドで、ライブではアルバム・ナンバーを中心としながらも、従来のハケットの路線であり、これまでのキャリアの集大成ともいうべき、貴重な時期となるもの。そしてその「CURED」からの"Funny Feeling"、"Picture Postcard"、"Overnight Sleeper"、"Hope I Don't Wake Up"が披露されており、他にも「SPECTRAL MORNINGS」からのGENESISっぽいシンフォニックプログレ曲"Every Day"、オリエンタルムードの"The Red Flower Of Tachai"などの、バラエティ豊かなセットリストが魅力的。また中盤のアコースティック・セットでは、セカンドからの"Kim"をプレイ。そして後半では前作「DEFCTOR」ツアーではオープニングナンバーだった"Slogans"でドラムソロをフィーチャー、ヘヴィな"A Tower Struck Down"などが聞き所。 01. Band Introduction/02. Jacuzzi/03. Funny Feeling/04. Picture Postcard/05. The Steppes/06. Kim/07. Overnight Sleeper/08. The Red Flower Of Tachai Blooms Everywhere/09. Every Day/10. Slogans/11. Hope I Don’t Wake Up/12. A Tower Struck Down/13. Spectral Mornings [Live At Koninlijk Theater Carre, Amsterdam, The Netherlands August 31st 1981]