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Pink Floyd ピンク・フロイド/London,UK 1974

1974年11月から12月にかけての「British Winter Tour」より、ハイライトとなった11月14日から17日までのウェンブリー・エンパイア・プール4夜連続公演から、現存するサウンドボード・ソースをコンパイルして、この時の貴重なライブをフル・コンサート仕様にて収録。まず周知の通り、3日目の11月16日公演は、ライブ後半の「狂気」全曲とアンコールの"Echoes"がBBCラジオによりオフィシャル・レコーディングされ、翌75年1月にオンエアーされ、過去よりフロイドの定番音源として知られており、オフィシャルの「狂気」ボックスにも一部は収録されている中、いずれも完全収録ではなく、やはりこのツアーならではの貴重なセットによる、コンサートの全貌を聴きたいというファンも多いハズ。そしてショーはまず”Shine On You Crazy Diamond”からスタートで、17日以降からは"Sheep”のプロトタイプ、”Raving and Drooling”がオープニングとなるため、そのあたりもレアといえるもの。そして同じく「アニマルズ」の”Dog"の原型となる”You've Gotta Be Crazy”まで全てが、「炎」と「アニマルズ」からで、特に16分に及ぶ”You Gotta Be Crazy”の疾走感に満ちたシャープな演奏、そしてギルモアのエモーショナルなソロなどを、押し黙って聞き入る観客の様子は緊張感に満ちており、何といても、アルバムがまだ未発表の時期にライブ前半を新曲で占めていたというのも、当時のフロイドのすごいところ。そしてdisc:2後半は「狂気」の完全再現、そしてアンコールの23分に及ぶ”Echoes”まで、まさにカンペキな演奏とクオリティーにて収録されており、特に「狂気」はBBC音源では別マスターからのボーカルや各楽器パートが前面に出たサウンドで、かつ自然で圧縮感の全くないライブ感溢れ、クリアーかつ、味わい深い各楽器の響きやエモーショナルなヴォーカル、そして観客の歓声が見事に調和したサウンドはため息もの。伝説の1974年ウェンブリー4日間の全貌、そして本ツアーの総決算とも言うべき完全再現ライブを、オフィシャル・クオリティーで2時間15分にわたりパックした必聴マスト・アイテム。 DISC ONE : 01. Shine On You Crazy Diamond / 02. Raving and Drooling / 03. You've Gotta Be Crazy DISC TWO : 01. Speak To Me / 02. Breathe / 03. On The Run / 04. Time / 05. The Great Gig In The Sky / 06. Money / 07. Us And Them / 08. Any Colour You Like / 09. Brain Damage / 10. Eclipse /-encore- 11. Echoes [at Empire Pool, Wembley, Middlesex, London UK November 14th ? 17th 1974 : all master quarity soundboard]

Pink Floyd ピンク・フロイド/London,UK 1974

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