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Pink Floyd ピンク・フロイド/Ohio,USA 1971

1971年、「Middle」リリース後に行われた秋の北米ツアーから、10月31日のオハイオ州トレド公演を約1時間20分に渡って収録。過去にも殆ど音盤化されたことのないであろうレアーライブが登場です!おそらくオープニングのEmbryo、Fat Old Sunが未収で、Set The Controls For The Heart Of The Sun の頭からカットインでスタートしますが、驚きはその音質の素晴らしさで、ダイレクト感と高い分離感に満ちた、素晴らしいサウンドで収録されています。とにかく音像がやけに近く、それでいて音割れしないのは、録音者にとっては非常にラッキーだったと言えるでしょう。ラウド感いっぱいのサウンドで、今にも RECメーターを振り切りそうなサウンドですが、ゆえに音の迫力、ドラマチックな響きは格別です。高域のクリアーさも全く失われておらず、例えばSet The Controls-でのギラギラした音響効果抜群のキーボードサウンドには思わずクラクラしそうです。本テイクが、相当ジェネの若いテープからダイレクト・トランスファーされたことは、聴いて一発で判断がつきます。サイケデリックな音の壁をリアルなサウンドで体感するには、まさにうってつけの好音源と言えるでしょう。続くAtom Heart Motherでも歪む寸前の凄まじい爆音がスピーカーいっぱいに唸りまくる様は、まさに圧巻。勿論、音が近いと言っても、ライン録音のようなダイレクトさとはまた違うので、決して初心者向けのタイトルではありませんが、この鮮度の良い、劣化の少ないダイナミックなサウンドは、本当に素晴らしく、各所で聞ける幽玄の音の魅力は、凄まじい音の発色を持って、聴き手を大いに魅了してくれます。フロイドファンならば、絶対にこの録音は聞かなければ勿体ないです。セット的にはこの時期お馴染みの大作ナンバーがズラリとセットインしていますが、この日はアンコールで、10月28日のミシガン州アナーバー公演同様に、 A Saucerful Of Secrets の代わりにBluesが演奏されているのもポイントです。原音では若干、高かったピッチも正確に補正済み。想像以上の音の手ごたえを満喫できる、1971 年後期北米ツアーの傑作ライヴ音源をたっぷりとお楽しみ下さい!注意!!!(ジャケ表紙はNyとなっていますが日付、場所ともにオハイオ州の誤りです) Live at Fieldhouse, University Of Toledo, Toledo, Ohio, USA 31st October 1971 TRULY AMAZING SOUND Disc 1(48:16) 1. Set The Controls For The Heart Of The Sun 2. Atom Heart Mother 3. One Of These Days 4. Careful With That Axe, Eugene Disc 2(35:37) 1. Cymbaline 2. Echose 3. Blues

Pink Floyd ピンク・フロイド/Ohio,USA 1971

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