2012年リユニオンのトリオU.Kの、2013年スペシャル・ライブをここに。同年3月25日から30日にかけて運行された、「クルーズ・トゥ・ジ・エッジ」という、イタリアのクルーズ会社が主催した、イエス・ファンのためのクルージング・ライブで、カリブ海を周遊している豪華客船MSCポーシアにて5日間にわたり、プログレッシブ・ロック・ファンのためにクルーズ企画されたもの。そしてイエスをメインとし、UKのほかにも、スティーヴ・ハケット、カール・パーマー、アンブロージア、サーガなど全12グルーが客船に乗り込み、日夜コンサートを行なった中、28日に出演したU.Kのライブを、サウンドボード・レベルのデジタル・オーディエンス・マスターよりコンプリート収録。まずボジオを加えたU.Kでのライブは前年の来日公演以来となるもので、しかもこのクルーズ・ライブでは、来日後のユーロ・ツアーに参加していた、UKZ等で知られる超絶G.アレックス・マカチェックを迎えた4ピース体制に。よってセットの方もファースト・アルバムのナンバーも多数組み込まれたセットで、ホールズワース時代とトリオ時代をミックスしたかのようなものとなっており、前年の日本公演らとは大きく変わっているところが注目。そしてボジオやジョブソンのプレイは変わらず素晴らしく、ウェットンのボーカルも安定している中、やはり注目はマカチェックのギターで、ホールズワースのフォロワーとも言われるだけに随所で超絶プレイを披露。またファーストから6曲、セカンドから4曲と、まさにU.K.の代表ナンバーがほぼプレイされ、前年の日本公演で大半の曲はプレイされながらも、やはりファーストのナンバーなどはギターが入ったことで、よりオリジナル感が増し、しかも”Nevermore”や“Forever Until Sunday”などは、初めての演奏ゆえ、全てが新鮮。新たなカルテットU.Kの最高のライブを最高のクオリティーでここに再現。 DISC ONE : 01. Intro / In The Dead Of Night/02. By The Light Of Day/03. Presto Vivace/04. In The Dead Of Night (reprise)/05. Nevermore/06. Thirty Years/07. Carrying No Cross/08. Terry Bozzio Drum Solo/09. Eddie Jobson Electric Violin / Keyboard Solo/10. Alaska/11. Night After Night DISC TWO : 01. Caesar's Palace Blues/02. Forever Until Sunday/03. Rendezvous 6:02/04. The Only Thing She Needs [Cruise to the Edge : Live At Teatro Carlo Felice, MSC Poesia, Near Eastern Tip Of Cuba, March 28th 2013] UK : Eddie Jobson (electric violin, keyboards, backing vocal) / John Wetton (vocals, bass) / Terry Bozzio (drums, percussions) / Alex Machacek (guitar)