2000年6月20日から8月4日までアメリカのみで計30公演行われた「マスターワークス・ツアー」より記念すべき初日となる6月20日レノ公演を、高音質ステレオ・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。イゴール・コロシェフがいたからこそ実現した、ファンからリクエストを募りセットリストを組んで行われたスペシャル・ツアーで、「危機」 「錯乱の扉」 「儀式」のフル・バージョンが聞ける唯一のツアーであり、その期待感高まる初日の音源だけにやはり興味深いところ。ただし「危機」と「錯乱の扉」が同じステージで聞けるのは嬉しいものの、演奏自体はかなり荒れており、ミスも多く、肝心のキメのパートでアランのリズムは崩れるは、ハウのギターは止まるはと、問題点も多いものの、それもリアルなライブと言える逆に貴重な音源。