いよいよやってくるイエス!全てのプログレ・ファンにとって、「危機」「こわれもの」という、人生のバイブルのようなアルバム2枚のライヴ完全再現は、今から胸が高鳴るものがあるのではないでしょうか。2014年北米ツアーは2カ月に渡って行われ、各所で評価の高いライヴを展開し、8月24日のロサンゼルス公演で見事なツアーエンドを迎えました。本盤ではその8月24日のLA公演を、超高音質オーディエンス録音で完全収録しています。クリアネスの頂点のような、澄み切ったクリスタルなサウンドは、完璧な状態で、イエスの最新ライヴを再現してくれます。(元々音が最高に良かった録音を適宜リマスター。録音者がRECレベルを調整したと思われるSiberian Khatruの最初20秒間は前後の音声バランスを最適な状態に調整し、全く分からないように仕上げました)。元々評判の高かった最新「HEAVEN & EARTH」ツアーですが、ライヴを重ねることで、演奏の質に更に磨きがかかり、凄まじいばかりにクオリティの高いステージを展開しています。全体のアンサンブルの見事さは本当に言葉を失う程の素晴らしさ。各所の演奏のキメ、押し引きの繊細な演出の見事さは、その極みに達しており、老齢メンバーがメインを占めていることが信じられない程にクオリティの高いパフォーマンスでファンを大いに楽しませ、満足させてくれます。この演奏クオリティで、このセットが日本で再現されるなら、これはもう万障を排してでも参加しなければ、ファンは一生後悔することでしょう!今がピークかと思う程の圧巻の演奏ぶりに、普段は黙って聴き入っているファンも「危機」の途中でも観客が大喝采を浴びせています。これは本当に凄い。時代はまさに1973年か、と思うばかりの演奏です。最近のイエスでここまで神々しさを感じさせるような演奏は、これまで聴いたことが無い程です。グリーク・シアターを埋め尽くした熱心なファンと一緒に、今宵、本盤と一緒に、感動の嵐に浸って下さい。ステージの出来の良さ、そしてツアーの成功を祝するかのようにあのハウがアンコール前にステージ・クルーの名を一人一人読んで紹介しています。ハウにとっても余程今回のツアーには強い手ごたえと自身の感動、満足感があったのでしょう。(ちなみにクリスは最初のMCでLAライヴと言うことで「MTV Awardにようこそ!」などと冗談を含めた挨拶をしています。余程、ご機嫌だったのでしょう)。とにかく演奏、コーラス、演出、その全てが完璧の一言。神が降臨しているのかと思わんばかりのツアー最終LA公演をお楽しみ下さい!至福の時が体感できます。 The Greek Theatre, Los Angeles, CA. USA 24th August 2014 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(60:08) 1. The Young Person's Guide To The Orchestra 2. Siberian Khatru 3. And You And I 4. Close To The Edge 5. Chris Squire Introduction 6. Believe Again 7. The Game Disc 2(67:45) 1. Steve Howe Introduction 2. Roundabout 3. Cans And Brahms 4. We Have Heaven 5. South Side Of The Sky 6. Five Per Cent For Nothing 7. Long Distance Runaround 8. The Fish (Schindleria Praematurus) 9. Mood For A Day 10. Heart Of The Sunrise 11. I've Seen All Good People 12. Introductions 13. Owner Of A Lonely Heart Steve Howe - Guitars, Vocal Chris Squire - Bass, Vocal Alan White ? Drums Geoffrey Downes - Keyboards, Vocal Jon Davison - Lead Vocal