ここ数年出現したボストンの1970年代のサウンドボード音源のアップグレード版をワン・セットに結集。ディスク1には1976年、ファーストアルバム・リリース直後に行われたUSツアーより、9月27日のクリーヴランドはアゴラ・ボールルーム公演を過去最高の音質にて極上ステレオ・サウンドボード録音で62分完全収録。近年出現し、ファンを狂喜させたアナログ・マスター・リールからダイレクトにデジタル化したヴァージョン。本テイクは質感はそのままで音圧を上昇させることでより迫力あるサウンドを実現しています。マスターに起因するアナログの劣化ポイントを、原音に影響の出ない程度に修正した決定版。ディスク2には未だ1976年12月のみで正確な日にちが判っていない近年出現したフィラデルフィア公演を約56分収録。こちらも質感に変化を与えることなく、よりダイナミックなサウンドで収録されています。フォガットの前座としてのショウだったとの説もありますが、音質はオフィシャル・リリースも可能なレベルの最高のもので、ダイナミックでスペイシーな唯一無二のボストンの魅力を、鮮度抜群の最高音質でたっぷりと堪能することができます。ディスク3には定番中の定番、過去に「PAST INVITAION」というタイトルでもおなじみのキングビスケット・フワラー・アワーで放送された1977年3月16日、ロングビーチ・アリーナ公演の超高音質サウンドボード音源を63分収録。エアチェックではないデジタル・マスター・ダイレクトの圧巻の超高音質サウンドは呆気にとられるほどの大迫力でスピーカーから迫ってきます。3公演とも空前の大ヒットを記録したファースト・アルバムに伴うツアーからで、まさに上昇気流まっしぐら、次第にそのスケールとライブでの完成度を高めていく至高のボストンのライブを鮮度抜群の最高音質ステレオ・ライン録音で堪能できます。4枚目のDVDには、Don't Look Back Tourより伝説の日本公演の約2ヶ月後、1979年6月17日、ニュー・ジャージーはジャイアンツ・スタジアム公演を高画質のマルチカメラ・プロショットで約84分に渡って収録したアイテムが付きます。過去にリリースされたタイトル同様に中央に「ME-94」という文字が常時あり、マルチカメラのセンターショット以外は白黒だったりと決して完璧な内容ではありませんが、この時期のプロショット映像は限られており、十分にクリアーな画面と素晴らしいライン録音による高品質なサウンドと生々しい映像で1時間24分に渡って楽しむことができます。ボストン・ファンにとってはマスト・ハヴの至高の音源・映像が詰まった最高のセット・タイトルと言えるでしょう。