PFMの初来日となる1975年のジャパン・ツアーは、11月23日東京、25日大阪、28日名古屋、29日再び東京と計4公演行われており、これまでその東京と大阪公演は音源も流通していた中、これまで一切出回っていなかった名古屋公演の音源が、ついに発掘され、ここに陽の目を見ることに。しかも当時としては良好と言えるオーディエンス・マスターから約2時間にわたりほぼコンプリートで収録されており、ボーカルのヴェルナルド・ランゼッティが加わった6人編成による、絶頂期の来日公演だけに、全てのプログレ・ファンは必聴と言えるもの。 とにかく絶頂期だけあって、スリリングなパフォーマンスが全編に渡って展開され、オープニング・ナンバーのCelebrationから、Four Holes In The Groundでの、変拍子連発の中でのプレモリのキーボードさばきや、そのあまりにドラマチックな演奏は感涙もの。そして続くPaper Charmsでのフランコ のギター・ソロ、その後のユニゾンプレイも素晴らしく、Dove....Quando のイントロのエレピの美しい音色は、今聞いても感動。そして「ウィリアムテル序曲」も登場する、10分近いパガーニのヴァイオリン・ソロからの終盤におけるアンサンブルは、まさにPFMと言えるもので、名曲Harlequinからインプロとなり大円壇。貴重な記録ドキュメントとなる初来日公演の一夜を再現した、ファン必携マスト・アイテム。 DISC ONE : 01. Celebration/02. Four Holes In The Ground/03. Paper Charms/04. Dove…Quando/05. Guiter Solo/06. Out Of The Roundabout DISC TWO : 01. Mr. 9 Till 5/02. Alta Loma 5 Till 9 / Violin solo / Willam Tell Overture/03. Harlequin / Impressioni Di Settembre [Live At Nagoya Civic Assembly Hall, Nagoya, Japan November 28th 1975] Franz Di Cioccio - Drums, Vocals/ Franco Mussida - Guitars/ Flavio Premoli - Keyboards, Accordeon, Piccolo/ Patrick Djivas - Bass / Mauro Pagani - Violin, Flute / Bernardo Lanzetti - Lead Vocals, Guitar