イタリアを代表する2グループ、ニュー・トロルスとアレアによるカップリング・ライブということで、2013年大きな話題を呼んだクラブチッタ川崎での、9月21&22日、2日連続公演より、2日目のメイン・アクトの模様をデジタル・オーディエンス・マスターよりコンプリート収録。まず前日と違いこの日はメインとなるため、”Concerto Grosso-The Seven Seasons”をNo.3の後に備えた、2時間を超えるまさにフル・ライブとなるもので、この日も”コンチェルト・グロッソNo.1&2”と共に、ルイス・エンリケ・パガロフと35年ぶりに作り上げたNo.3からスタート。そして完璧に整ったコーラスとバンド演奏、Tokyo Vielle Ensembleによる素晴らしいオーケストラの演奏は前日同様で、またマエストロと紹介された指揮者Roberto Izzoは、ライブDVD「CONCERTO GROSSO TRILOGY LIVE」で 第一ヴァイオリンを務めていたこともあり、この日も指揮だけでなく自らヴァイオリンをプレイし、スピード感に溢れる切れ味鋭い演奏を披露。その後も曲進行は、矢継ぎ早に組曲を繋いでゆくわけではなく、各楽器のソロ・パートを挟んで曲を拡張したり、曲紹介をしたり、和やかに進行。また前日以上に4人のコーラスの美しさは感動もので、ピッタリと合わさった、完璧なコーラス・ワークは、他に類を見ないほどの高レベル。まさに至福の2時間と言えるメイン・パフォーマンスを、ベスト・クオリティーでここに。 Disc 1: (Concerto Grosso n.3;) 01. The Mythical City 02. Oh Venice 03. Storm in Venice 04. Like Ophelia 05. My Guitar from the Heart 06. The Magical City 07. Per Nico 08. Per tutti i bambini del mondo (Concerto Grosso - The Seven Seasons;) 09. The Knowledge 10. Barocco 'n' Roll 11. Dance with the Rain Disc 2 : 01. High Education 02. The Seventh Season 03. The Season of Hope 04. Simply Angels (Concerto Grosso n.1;) 05. Allegro 06. Adagio(Shadows) 07. Cadenza - Andante con moto 08. Shadows Disc 3 : (Concerto Grosso n.2;) 01. Vivace 02. Andante(Most Dear Lady) 03. Moderato(Fare You Well Dove) 04. Le Roi Soleil ?encore- 05. Nella sala vuota 06. Faccia di cane 07. Cadenza [at Club Citta' Kawasaki, Kanagawa, Japan 22nd September 2013] ◇Personnel; Vittorio De Scalzi (vo, g, key, flute) / Andrea Maddalone (vo, g) / Francesco Bellia (vo, b) / Giorgio Bellia (vo, dr) / Roberto Izzo (conductor, violin)