ノイやクラフトワークと並ぶ、ジャーマン・プログレのパイオニア、タンジェリン・ドリーム、1974年12月13日フランスのノートルダム寺院における歴史的ライブの模様を、近年発掘された放送用マスターからのサウンドボード音源にてコンプリート収録。今回初めて陽の目を見ることとなったこの伝説のライブは、壮厳な教会を舞台に、全編シンセサイザーのインプロヴィゼーションが繰り広げられもので、時期的にはこの年にリリースされた「フェードラ」のトリップ感と、翌年にリリースされる「ルビコン」あたりの沈静とした美しさに、アンビエンスに染み渡ってくる雰囲気が漂うもの。 とにかく当時まだ設立されたばかりのヴァージン・レコード時代の音源は皆無だったゆえ、ジャーマン・ロック・ファンは必携といえる逸品。 DISC ONE : 1. Pearlcon (Part 1) DISC TWO : 1. Pearlcon (Part 2) [Live At Dame de Reims, Cathedrale Notre, France December 13th 1974 : soundboard recording]