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過去には「Whatever Demos」というタイトルで知られていた、貴重な初期のデモ音源を、今回新たに発掘された完全初登場音源も含め、24bitデジタル・リマスタリングを施したベスト・クオリティーにてここに。まず前半がメジャー契約をおこなう前となる、1992年から翌93年に制作されたスタジオ・デモ音源集で、これまでもその一部は流出していた中、初発掘音源も含み、ピッチ補正をはじめとしたリマスター処理が全編施されており、これまで以上のクオリティーを実現。そして1993年のデモ・セッションといえば、3月下旬から6月にリバプールのバンド、リアル・ピープルの好意で行なわれたものが知られており、このセッションで録音されたマテリアルから、少なくとも1種類のデモ・テープが制作されており、それが曲入りの『Live Demonstration』と呼ばれているもの。これはオアシス自身がその存在を認めているほか、さらにこのセッションで録音された他の音源も聴くことができたものの、長い間ファンの間で謎とされていたのが、複数のデモ・テープとデモ・セッションの存在の真偽。ノエル自身の口からは『Live Demonstration』以外のデモの存在は基本的には否定されているものの、実際にはそれらしき音源が聴けるほか、複数のデモの存在も確認されており、そんな状況で流出したこの音源は、そんな謎を解き明かしてくれるマニアックな要素もあり。まず1曲目「Alive」はリアル・ピープルの好意で行なわれたデモ・セッションからで、シングル「Shakermaker」(日本盤では「スーパーソニック」)に収録されている同曲は、その時の音源が使用されていると言われているもの。ただしここで聴けるものは、テイクが全く違い、曲の構成も若干異なっていて、リアムのヴォーカルがダブル・トラックになっているほか、ブレイク前の歌詞が歌われておらず、リリース・テイクよりギターのアルペジオ・フレーズの入るタイミングが遅い。リリース・テイクでは完全に曲が終わるものの、このテイクではエンディングのフレーズの後、また冒頭のフレーズが始まって、最後はフェイド・アウト。またこのテイクではブレイク後のアルペジオ・フレーズが左右に振られているのも面白いところ。そして”Rock'n Roll Star”も初登場の別テイクで、一部でギターがオーバー・ダビングされているほか、ヴォーカルは全く違うテイクに差し換えられており、しかもダブル・トラック、さらにエンディングも短く処理。さらに”Bring It On Down”もコーラスの最後の"tonight"が歌われておらず、"don't know who"と"sole of my shoe"が韻を踏んでいることが良くわかり、この歌詞で歌われているテイクは他では聴くことができず、この曲に関しては最も古い演奏かと思えるもの。という具合に、この前半の基本的な録音は全てデモ・セッションで行なわれている中で、オーバー・ダブなども施されており、それがレコーディングと平行して行なわれたかどうかは不明なものの、完成度のクオリティーはかなり高いもの。そして後半は、一部で話題となっていたノエルの初期デモ音源集で、こちらはさらに古い1988年から89年頃に制作されたという激レア音源で、さすがにホーム・レコーディングと思われるギター＋ヴォーカルのみのシンプルな音源ながら、そのレア度は大。 [1992-93 Studio Demos] 01. Alive 02. Fade Away #1 03. Must Be The Music 04. Setting Sun 05. Lock All The Doors 06. Strange Thing 07. Rock 'N' Roll Star 08. Columbia #1 09. Bring It On Down 10. Cloudburst 11. Columbia #2 12. Fade Away #2 [1988-1989 Noel's Demos] 13. What's It Got To Do With You? 14. Hey You (aka No Cause For Alarm) 15. What's Been Happenin'(aka I Didn't Think So) 16. But What If... 17. Gotta Have Fun

拡大表示	Oasis オアシス/Studio Demos 1992-93 & more 販売期間: 価格: 1,630円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる