1996年の日本ツアーより7月12日のクラブチッタ川崎公演を高音質オーディエンス録音で完全収録。トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・カセット・マスターを使用したファン必聴盤。ギターは元バック・ストリート・クローラーのジェフ・ホワイトソーン、ベースに元ゴー・ウェストのジャズ・ロックリー、ドラムはジム・コプリーです。良い意味でオーソドックスな、実に英国ロック然としたシンプルで味わい深いバンドアンサンブルは、ロジャースのボーカルにマッチしており、全編を通して、気持ちよく聴くことができます。セットはフリー、バッド・カンパニーの代表曲、マディ・ウォーター・ブルースの曲で構成されており、お馴染みの名曲をオーセンティックなムードいっぱいの真摯な姿勢で演奏する4人のパフォーマンスは、生々しいクラブライブの雰囲気に見事にはまっており、素晴らしいムードのなか、最高の演奏を楽しむことができます。サウンドバランスも申し分なく、ロジャースの良く通るボーカルは勿論、タイトなドラムサウンドを中心に、メリハリのある演奏は終始、聴き応え満点です。