Stevie Ray Vaughan & Double Trouble、1987年6/30のフィラデルフィア公演が、Pre-FMステレオ・サウンドボードマスターに24bitデジタル・リマスタリングを施した決定的なクオリティで登場。オフィシャル・リリースされたボックスセットにもこの日のステージからの音源が収録されていますが、本タイトルには同ボックス収録の「Willie The Wimp」を除く全13曲を、不要なDJ部分をカット、勿論SRVの演奏+MCは全て残したままディスク1枚にコンパクトに収録しています。音質に関してもリアル・サウンドボードならではの完璧な音質で、これまで出回っていたエアチェック・ソースの音源とは全く別次元の究極の高音質を実現しています。最初で最後となってしまった85年の来日公演後、キーボード奏者Reese Wynansを迎え『Soul To Soul』を制作、その後重度のドラッグ中毒から抜け出し86年末から幕を開けた『Live Alive』ツアー。『Live Alive』に収録されたテイクが、SRVの体調のためもあってか、ある意味冗長な観も否めない出来なだけに、SRV円熟のステージの絶好調のギタープレイを収めた本作はファン必聴といえるでしょう!