2000年はじめ、セルビアからデビューし、女性ブルース・ギタリストの新星として、東欧のスーザン・テデスキと称されたアナ・ポポビッチ。そのプレイはブルースというより、ジミヘンやレイヴォーン直系のロッキン・ブルースで、最大の特徴は何と言ってもそのモダンなファンキーさと、ドライヴ感のあるシャープなスライド・ワークが圧巻で、重量級のファンクビートにも、ワウとディストーションを効かせたスライドが最大の魅力。そして2006年あたりまでは欧州のみで知られていた中、2007年からはハリウッド近郊のリヴィング・ブルースの新鋭Delta Groove社から、アルバムがリリースされ、しかもプロデューサーは過去に10作以上もグラミー受賞作を手がけている超大物ジョン・ポーター。その後はアメリカでも大プレイクとなった彼女の、2011年東欧ツアーより、12月3日ドイツ、ボンでのライブを、デジタル・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。持ち前のスライド・ワークを軸に、全編素晴らしいギターとボーカルを披露しており、オリジナル以外にも”You Don't Move Me”や” Long Way From Homel”のカヴァーも必聴。 Disc 1 : (1st set) 1. Slide Show / 2. Work Song / 3. Business As Usual / 4. How'd You Learn To Shake It Like That ? / 5. Count Me In / 6. Your Love Ain't Real / 7. Unconditional / 8. Summer Rain / 9. You Don't Move Me / 10. Voodoo Woman / 11. Soulful Dress Disc 2 : (2nd set) 1. Love Fever / 2. Sitting On Top Of The World / 3. Nothing Personal / 4. Change My Mind / 5. Long Way From Home / 6. One Room Country Shack / 7. Navajo Moon / 8. Band Introduction / 9. Hold On [Recorded Live at Harmonie, Bonn, Germany, December 3rd 2011] Ana Popovic - vocal, guitar / Ronald Jonker - bass, vocal / Michele Papadia - keyboards, vocal / Stephane Avellaneda ? drums