2009年すべてのオリジナル・アルバムが最新リマスターでリリースされ話題となったビートルズのこれまでのリマスター作業を振り返って検証するコンピレーション第一弾の登場です。古くは70年代の編集アルバム「ロックンロール・ミュージック」でジョージ・マーティンがステレオ・セパレーションをリマスタリング作業したのを始めビデオやLDそしてアンソロジー・プロジェクトさらには「イエロー・サブマリン・ソングトラック」「LOVE」「ロックバンド」といった大幅なリミックス作業に至るまでビートルズのオリジナル音源はその時代の最先端技術を取り入れながら何度もリマスターが繰り返されてきました。このシリーズではそのリマスター過程によるバージョン違いやミックス違いを年代順に代表的なナンバーを中心に収録しアビー・ロード・スタジオで行われてきたリマスター作業の歴史を振り返り比較出来るコンピレーションとなっています。第一弾は62年のデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥ」から65年の「デイ・トリッパー」までを収録しています。