1989年、2度目の日本ツアー最終日、7月8日川崎公演を高音質オーディエンス・レコーディングにて、1時間30分に渡ってコンプリート収録。若干ヒスノイズはあるものの、音そのものはクリアーで、イントロのアナウンスから収録。聞き所は3曲目でLeather Jacketをプレイ、この曲が日本で演奏されたのはこのツアーのみですので、このライブテイクは貴重。また1987年の初来日公演はバンド全体が若干、フュージョンがかった演奏だったのが、この89年ツアーではブルース主軸の演奏を披露、盟友マックス・ミドルトン、ジェフ・ベックの「Wired」でもお馴染みのウィルバー・バスコムら卓越したメンバーと共に、聴き応え満点のライブを展開。そしてLittle Red Rooster、You Gotta Move、そしてJumping Jack Flashとストーンズ・ナンバーも演奏された、テイラーの来日公演の中で、最も充実したセットが楽しめる逸品。