デレク&ザ・ドミノスとしての、1971年ラスト・セッションであり、幻のセカンド・アルバム用のスタジオ・セッション・テイクを、全てマスター・ダイレクトの、ハイクオリティー・サウンドボード音源にて収録。まずこの中にはオフィシャル・ボックス「CROSSROAD」に初収録された未発表曲5曲も含まれているものの、本タイトル収録の音源は、なんと全て別ヴァージョンによるもの。特に「Evil」はファーストの流れを汲むギターによるハードなナンバーでここではインスト・テイクを収録。また「Snake Lake Blues」や「Mean Old Frisco」は全く異なる曲調ながら、どちらもトロピカルな南国の雰囲気を醸しだすナンバーで、全体的にのんびりとした気だるくルーズな雰囲気が支配しており、おそらくこれに近い形でのリリースとなったはずの幻のセカンド・アルバムに想いをはせる音源。またそのオリジナル「Snake Lake Blues」、「High」の別ヴァージョン、そしてアルバムから漏れた曲「Is My Love」や「Devil Road」なども、捨てがたい名曲。 01. Sick At Heart / 02. Is My Love / 03. Mean Old Frisco (Instrumental take) / 04. Evil (Instrumental take) 05. Snake Lake Blues (Minor Key) / 06. Snake Lake Blues (Major Key) / 07. One More Chance (Instrumental take) 08. Got To Get Better In A Little While (Instrumental take) / 09. High (Instrumental take) / 10. Untitled Instrumental #1 11. Untitled Instrumental #2 / 12. Devil Road [Derek And The Dominos : The Last Recordings 1971]