2009年ジャパンツアーより、4日目であり、東京2公演目となった2月18日、日本武道館でのライブを、フロント・ローからのDATマスター・オーディエンス・ソースよりコンプリート収録。WEBで流通している音源よりもやはり迫力があり、バランスや臨場感も文句なし。まず何といってもこの4日目公演あたりから、クラプトンの調子もグッと良くなり、ステージにおいても終始W・ウィークスやドイルに絡んでプレイ。またギターソロでも長尺な”Little Queen Of Spades”やWhy Does Love Got To Be So Sad?の後半パートのアドリブではこれまでとはうって変わりドイルとバトるシーンも。さらにセットにおいてもほぼ本ツアーの定番の流れだった中、アコースティック・セットで”That’s Alright”に代わり披露されたのが”I Can’t Judge Nobody”で、結局この曲がプレイされたのはジャパン・ツアーではこの日のみ!しかも過去「Nothin’ But The Blues Tour」でもブレイされているもののエレクトリックだったので、アコースティックによる演奏は本邦初めてというレアなナンバーに。もちろん、ウィリー・ウィークスの卓越したベース、エイブ・レボリアル・ジュニアのドラミングも冴えわたる09年ツアー中盤オススメの1枚。