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Faces フェイセズ/RI,USA 1975

公式/非公式の枠を超え、究極の1枚として登場した「SAN BERNARDINO 1975」。その名盤を祝う本作は、その2週間ほど前に録音された傑作オーディエンス・アルバム「PROVIDENCE 1975」です! とにかく音が良く、すべての楽音が分離感も抜群なステレオ・サウンドでスピーカーから飛び出してくる。事細かに全パートの音質を解説することもできますが、それよりこの人の名前を出す方が分かりやすいでしょう。そう、本作の録音者は、かのダン・ランピンスキーなのです!このマスターがネット上に登場したのは2010年。それまで存在が一切知られていなかったにも関わらず、凄まじいサウンド・クオリティで一気に話題をかっさらいました。再生すれば一瞬でウルトラ高音質ぶりにビックリすると思いますが、さらに驚くべきは、ショウが進むほどさらに音がどんどん良くなっていく! おそらく会場のPA事態が改善していったのでしょう。このサウンドで聴く「I'd Rather Go Blind」の感動的なことと言ったら……。素晴らしいサウンドとライヴが相互作用して感動を巻き起こす名作なのですが、残念ながら完璧とはいきませんでした。ショウの後半、ランピンスキー氏のの機材にトラブルが起きたのか、「Stay With Me」から「I Can Feel The Fire」にかけてマイクノイズや片チャンネルの欠落が散見するのです。1つひとつのノイズや欠落は些細なものなのですが、ライヴや音質自体がノリにノッているタイミングで連発されてしまうだけに痛い。2010年の初登場時にも「これさえなければ、間違いなく即プレス決定なのに……」と切歯扼腕したものです(いや、本心で言えばノイズがあってもプレスしたいくらい、基本の音質が素晴らしい)。今回は、オリジナル音声にデジタルリマスターを施し、このノイズや片チャンネルの欠けを可能な限り軽減・修復いたしました。すべての欠点を無かったことにするわけにはいきませんでしたが、本盤こそが現存するベスト・バージョンなのは間違いありません。「SAN BERNARDINO 1975」の輝く放送ライン・サウンドとはひと味もふた味も違う暖かみがありながら、クリアさは同等という奇跡の客席録音です。マニアから初心者まで万人を満足させるであろう「SAN BERNARDINO 1975」を楽しんで頂いたら、客席録音の凄みもぜひ味わっていただきたい。そんな想いを込め、ライン&オーディエンスの傑作録音をセットでお届けいたします。 Live at Providence Civic Center, Providence, RI. USA 25th February 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND Disc 1 1. The Stripper/Memphis 2. It's All Over Now 3. Take A Look At The Guy 4. (I Know) I'm Losing You 5. Drum Solo 6. (I Know) I'm Losing You (reprise) 7. Bring It On Home To Me/You Send Me 8. Sweet Little Rock And Roller 9. I'd Rather Go Blind 10. Too Bad 11. Every Picture Tells A Story Disc 2 1. Angel 2. Stay With Me 3. Guitar Solo incl. Motherless Children 4. Gasoline Alley 5. Stay With Me (reprise) 6. I Can Feel The Fire 7. You Wear It Well 8. Maggie May 9. Twistin' The Night Away 10 Twistin' The Night Away (reprise) Rod Stewart - Vocals Ronnie Wood - Guitar, Vocals Kenney Jones ? Drums Ian McLagan - Keyboards Testu Yamauchi ? Bass

Faces フェイセズ/RI,USA 1975

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