2009年来日公演後、4月6日からスタートしたUSツアーの最終日となる23日オークランド・フォックス・シアター公演を、DATハイクオリティー・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。ネット流通とは一線を画す、マスタリングも施された音源で、しかもソースはシアター中央席から録音されたバランス最高のリアル・サウンド。音質もクリアーかつ、音のダイレクト感や音圧感、そしてベックの絶妙なギタートーンまでリアルに再現。演奏の方もツアー最終日という余裕か、かなりリラックスしたムードでベックのMCも普段より多く、エンディングでは何度も歓声に応え観客と語らうなど、最後まで緊張感の中にも和やかな雰囲気が。またおなじみのタルとの二人羽織ベース・ソロは完全にセットの一部として、きちんと計算されたフレージングを披露。6月からのUKツアーに向けて一つの区切りと云えるカンペキなライブをベスト・クオリティーでここに。