再開となった2011年「360」ツアーは2月南アフリカからスタート、その南米レグより、4月9日から13日まで3日間行われたブラジル、サンパウロを、音と映像でカッブリング収録。まず音源は、最終日となる13日公演を、WEBキャスト「ライブ・フロム・サウス・アメリカ」よりサウンドボードにてコンプリート収録。ネット放送音源ながら、良好なステレオ・ラインで、演奏も南米ツアー屈指の名演となっており、しかも現地の人気シンガー、セウ・ジョルジが登場し、エッジのアコースティック・ギターをバックに、ボノとのデュエットとなるクラフトワークのカヴァー"Das Model"を披露。さらにこの日のハイライトと言える"The City Of Blinding Lights"、ストーンズの"It's Only Rock 'n' Roll"をラストでアドリブでフィーチュアした"Vertigo"、フランキー・ゴーズ・トウ・ハリウッドの"Relax"等をフィーチュアした"I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight"、そしてラストはリオでの銃乱射事件で亡くなった子供に捧げられた"Moment Of Surrender"で感動的なフィナーレとなる必聴ライヴ。 さらにカップリング映像として初日9日と2日目の10日公演を、いずれもモバイルを含む各種オーディエンス映像をコンパイルして、130分にわたりコンプリート収録。新たな曲”Even Better Than The Real Thing”がオープニングにセットインしているところが要チェックで、セットリストも前年とは一部シフトチェンジ。尚、いずれもクローズ・アップも多く、比較的見やすい映像に。2011年南米ツアーの決定版アイテム!