ジョニ・ミッチェルがジャズ思考を強め、ロックとの融合に積極的に取り組んだ感動の三部作で”コート・アンド・スパークス”と”逃避行”の間にリリースされた『夏草の誘い』がアコースティック・アルバムとして再登場!?ロックにジャズを取り入れ、さらにこのアルバムではトーキング・ヘッズやポール・サイモンよりも遥かに早くアフリカ・エッセンスをも組込み、ファンの評価ではナンバー1の呼び声も高いこのアルバムのアコースティック・デモ・レコーディングです。彼女の本来の魅力であるアコースティック・ギター・サウンドによる弾き語り、本アイテムはありきたりのデモ・テイクとは異なり、本当に『夏草の誘い』がアコースティック・アルバムでリリースされていたらこうなっていたであろうという思いを痛烈に感じさせてくれる屈指の超レア・レコーディング盤です。弾き語りギターのみというわけではなく、バックも正規リリースされた形とは異なっていますが若干フューチャーされていて、"イーディスの親玉"ではジョニのギターと一緒に奏でられるピアノはジョー・サンプルなのでしょうか?アルバム自体にはラリー・カールトン/ロベン・フォード/チャック・フィンドレーなど腕利きがズラリと顔を揃えていましたが、アコースティックで奏でられるこのアルバムも非常に素晴しく正規リリース盤のカップリングとして聴いてみるにも最適です。有名なオリジナル・リリースの『ブルー』を遥かに凌ぐ貴重度を誇る、ジョニ・ミッチェルのスタジオ・コレクターズの最重要盤です。ボーナス・トラック2曲も非常に貴重なスタジオ・レア・トラックスです。