1977年5月22日のテキサス州フォート・ワース公演です。この年のフォート・ワース公演といえば、アンコールでバッド・カンパニーのミック・ラルフスが飛び入りしたことで有名な日。ツェッペリンの場合、あまりゲスト参加や飛び入りなどはないのですが、同じレーベルのアーティストであるバッド・カンパニーは特別。アンコールでロバートに紹介され登場したミック・ラルフスを加えて、ジェリー・リー・ルイスの「It’ll Be Me」を歌うのです!! この1曲だけでもこの公演が特別だというのが伺えます。しかし、この公演の聴きどころはそれだけではありません。例えば「IN MY TIME OF DYING」では、ボンゾが入るタイミングを逸してしまい、イントロのみで中断。通常ならば強引に演奏を継続するのですが、このときばかりは修復不可能だと思ったのでしょう。ジミーが演奏を止め、ロバートがMCで繋いで演奏をし直すという珍しい様子が収録されています。また、「ROCK AND ROLL」では、ボンゾが例のハイハット・イントロを叩いては止め、叩いては止め、じらしじらしのイントロで熱狂的な聴衆の昂揚感を煽っています。とにかく聴きどころ多数!77年を代表するコンサートのひとつと言えるでしょう! CONVENTION CENTER FORT WORTH, TEXAS, USA MAY 22, 1977 DISC 1 1. The Song Remains The Same 2. The Rover/Sick Again 3. Nobody's Fault But Mine 4. In My Time Of Dying 5. Since I've Been Loving You 6. No Quarter DISC 2 1. Ten Years Gone 2. The Battle Of Evermore 3. Going To California 4. Black Country Woman 5. Bron-Yr-Aur Stomp 6. White Summer/Black Mountain Side 7. Kashmir DISC 3 1. Out On The Tiles/Moby Dick 2. Guitar Solo 3. Achilles Last Stand 4. Stairway To Heaven 5. Whole Lotta Love 6. Rock And Roll 7. It'll Be Me (with Mick Ralphs)