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Rainbow レインボー/Osaka,Japan 1978

1978年2度目となるジャパン・ツアーは人気絶頂期ということもあり、全16公演のべ3週間というスケールで敢行。その6公演目にあたる1月17日大阪厚生年金会館公演をマスター・オーディエンス・テープより過去最高のベスト・クオリティーにてコンプリート収録。各種流通している音源ながら、バランスよく各楽器の音をクリアーに収録しており、リッチーのギターがかなりオン気味で、何より終演後のアナウンスまでカンペキに収めているので、当時の雰囲気までも見事に再現。そして演奏の方は、本ツアー中、ベストと称される22日の武道館公演に次ぐ素晴らしいもので、熱狂のオープニングから一転、”Mistreated”からはクールダウンした落ち着いたプレイで途中のぴったり決まるブレイクなどは鳥肌もの。そして何より土地柄もあり観客の盛り上がりもすさまじく、”Lazy”ではフレーズごとに沸きかえる様は、まさに日本でのレインボー人気がMAXだったことを象徴するかのよう。そのせいかリッチーもゴキゲンで、前日にはなかったアンコールもこの日は応えており、その再登場した際のギター・ソロではベースペダルを踏みながら、”Hey Joe”のフレーズを織り交ぜたフリー・フォームを披露し、ラストはおなじみのギター・クラッシュですさまじいエンディングを演出。そして本ツアーにおいて最も重要なことは、この10日後となる札幌公演で痛ましい事故が起こったため、それ以降の日本公演は厳しい警戒態勢の中で行われることとなったため、このような熱狂的かつ、規制ワクのゆるかったコンサートはまさに最後と云えるもの。演奏のすごさだけでなく、オーディエンスのすさまじい盛り上がり方では本ツアーにおいて最高点と云える必聴アイテム!

Rainbow レインボー/Osaka,Japan 1978

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1,940円 (税込)

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