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Rainbow レインボー/Australia 1976

1976年セカンド・アルバム「RISING」リリース後のワールド・ツアーであり、あの伝説の初来日前に、11月4日から同月22日まで全11公演が行われた豪州ツアーから、ベスト・クオリティー演奏による2公演をカップリング収録。まずDisc1&2にはこのオーストラリア公演で最高のクオリティーで知られる、3公演目となる11日シドニーのホーデン・パビリオンでのライブを、近年ネット等にアップされたオリジナル・オーディエンス・マスターより収録。まさに現代のDATレコーディングかと思われるほどのそのサウンドは、透明感もあり臨場感もバツグンで、何よりリッチーのギターがチューニング音までしっかり聞き取れるほどオンで録音されているのが嬉しいところ。尚、マスター起因による録音テープのため、本編エンディング”Still I’m Sad”のリプライズ後半までの録音となり、アンコール部分は未収録ではあるものの、それら以外はカンペキなサウンドで収録されており、しかも翌月からスタートする日本公演と同セット・構成であり、しかも”Man On The Silver Mountain”は”Lazy”をフィーチャーしたおなじみのイントロながら、リッチーの連発されるアドリブが少し違ったり、コージーの”Stargazer”などでのド迫力なドラミングは、来日公演より圧倒的なサウンドによるもので、このあたり聞きどころも随所に。さらに後半Disc3&4には、本ツアー最終日となる11月22日メルボルン公演を、こちらもオリジナル・オーディエンス・マスターより110分にわたりコンプリート収録。クオリティー的にはシドニー公演ほどではないにしろ、終始安定しており、一部PA不備などで、こもる部分もあるものの、全体的には当時のオーディエンス録音としてはAランクと言えるもの。とにかくバンドの音圧がすさまじく、特に低音パートはスピーカーも割れんばかりのもので、ロニーのボーカルも絶好調。中でも”Mistreated”は通常よりやや短めながら、見事に歌い上げており、リッチーの独創的ソロも必聴。

Rainbow レインボー/Australia 1976

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2,970円 (税込)

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