元レインボーのメンバーと、リッチー・ブラックモアの実息子であるユルゲン・ブラックモアによるスーパー・プロジェクト『オーヴァー・ザ・レインボー』の、2009年5月の来日公演後のユーロ・ツアーのハイライトとなった6月4日「スウェーデン・ロック・フェスティバル」に出演した際の模様を、音と映像でカップリング収録。まず音源の前半には、FMオンエアー・マスターからのオフィシャル・クオリティー、サウンドボードで6曲を収録。そして後半はオンエアーされなかったパートを、DATマスターからの高音質オーディエンス録音で収録しており、これによりソロ・パート除けば当日演奏された全曲をベスト・クオリティーにて再現。さらに映像DVD-Rには、このライブの模様を、全編良好クオリティーによるオーディエンス・ショットにて収録。コンプリートではないものの、屋外ステージのごく至近距離からの撮影によるもので、ワンカメラながらアングルも大きくクリアー。しかもフェス・ライブゆえ通常のセットよりやや短く、構成も若干変化があり、来日公演とはまた違ったステージングを見れるのも嬉しいところで、また”Stargazer”においては別カメラからの映像もボーナスとして追加収録。そして内容の方もヘヴン&ヘルやモーターヘッドをメインに4日間行われたフェスの2日目に登場し、大観衆を前にメンバー全員余裕のパフォーマンスを披露。特に来日時あたりはやや緊張感の漂っていたユルゲンもリラックスした雰囲気の中でのびのびとプレイしているのが印象的。一部カットはあるものの、このプロジェクトとしては最も大きなイベント・ライブの模様をベスト・クオリティーにて。さらに最後にはこのイベント・ライブに向けての記者会見の模様も収録したトータル81分。