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Scorpions スコーピオンズ/Nagoya,Japan 1979

1979年6月3日、名古屋市公会堂で行われた2度目の日本ツアー初日公演を、当時としては完璧な音質によるマスター・クオリティ・オーディエンス・レコーディングにて。アルコール問題から離脱を余儀なくされたマイケル・シェンカーの代わりに、再び加入したマティアス・ヤプスを迎えての初の日本ツアー。全体を通して、音質は安定しており、観客の声も曲中では殆ど聴こえないという、当時のレベルとしては最高峰のサウンドで収録されており、関係者が記録用に録音したのではないかと思えるほど。しかもテープ・チェンジがHe's A Woman, She's A ManとAnother Piece Of Meatの曲間にある以外、楽曲のカットもなし。ウリ時代の代表曲に加えて「Lovedrive」ナンバーを中心に組まれたセットは聴き応え満点で、クラウスは Is There Anybody There? を「瞑想のレゲエ」と邦題で紹介。また「Tokyo Tapes」でお馴染みとなった「荒城の月」も観客は大合唱。バンドのコンビネーションも素晴らしく、マティアスのバンドにフィットしたプレイも聴き応えがあり、インターナショナル・バンドにスケール・アップした高品質パフォーマンスをここに。

Scorpions スコーピオンズ/Nagoya,Japan 1979

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