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Scorpions スコーピオンズ/California,USA 1984

アルバム『BLACK OUT』で世界的な成功を収め、その勢いを凝縮した名作『LOVE AT FIRST STING』リリース後の1984年USツアーから、あのオフィシャル・ライヴ・アルバム「WORLD WIDE LIVE」に使用された、4月28日カリフォルニア、コスタ・メサ公演を、関係者流出によるステレオ・サウンドボード・マスターからほぼコンプリート収録。まず同ライブ・アルバムは、このワールド・ツアーからロサンゼルス、サンディエゴ、パリ、ケルンそしてこのコスタ・メサ公演を編集して製作されたもので、今回はそのライヴ・アルバムのために、公式ライブ・レコーディングされた大元のマスターがまさかの登場。そしてこれを聴けば、公式ライブはがかなりコンパクトに編集されたのが確認出来るというもので、この公演よりどのパートが使用されたのかなどの資料価値はもちろん、やはり当時のライブをリアルに体感したいというファンには嬉しいアイテムといえるもの。そしてそのパフォーマンスは、黄金時代の幕開けとなった「Coming Home」、さらに「Make It Real」や「Loving You Sunday Morning」のような古くからのファンにもアピールするようなセットをはさみ、熱くなりすぎたオーディエンスをクール・ダウンさせるかのような「Holiday」、そして「Still Loving You」ではクラウスのヴォーカルの素晴らしさが伺い知れるというもの。そして一転して真髄を発揮するかのような「Can't Live Without You」でオーディエンスと一体となり。ハーマンのドラム・ソロからマイケル・シェンカーが参加した名作『LOVEDRIVE』からの「Another Piece Of Meat」がプレイされるとより熱くなり、ラスト「Dynamite」ではフロントの3人が縦横無尽にステージを駆け巡りオーディエンスを煽るシーンが目に浮かぶよう。さらにアンコールはルドルフの絶叫MCから重厚なリフが交錯する「The Zoo」がスタートし、「Can't Get Enough」では、クラウスのヴォーカルがギター・サウンドにかき消されるかのような凄まじいパフォーマンスが展開され、最後の力を振り絞るかのようにマティアスのギターが悲鳴を上げるというもの。何よりこのままオフィシャル・リリースできるクオリティーであり、この後「SUPER ROCK '84」での来日公演も思い起こされる、ファン必聴マスト・アイテム。(2CD) disc one : 1. COUNTDOWN/2. COMING HOME/3. BLACKOUT/4. BAD BOYS RUNNING WILD/5. LOVING YOU SUNDAY MORNING/6. MAKE IT REAL/7. BIG CITY NIGHTS/ 8. COAST TO COAST/9. HOLIDAY/10. STILL LOVING YOU/11. ROCK YOU LIKE A HURRICANE disc two : 1. CAN'T LIVE WITHOUT YOU/2. DRUMS SOLO/3. ANOTHER PIECE OF MEAT/4. DYNAMITE/5. THE ZOO/6. NO ONE LIKE YOU/7. CAN'T GET ENOUGH/ 8. SIX STRING STING [Live at Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, California, USA April 28th 1984] Klaus Meine - Vocal / Matthias Jabs - Lead Guitar / Rudolf Schenker - Rhythm Guitar / Francis Buchholz - Bass / Herman Rarebell - Drums

Scorpions スコーピオンズ/California,USA 1984

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