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Uli Jon Roth ウリ・ジョン・ロート/Aichi & Tokyo,Japan 2015

ウリ・ジョン・ロート最新のジャパンツアー全3公演の音源が一挙登場!SCORPIONS 40th ANNIVERSARY TOUR OF JAPAN 2015のうち、本作は初日名古屋と2日目東京公演のカップリングタイトルです。時は1973年、ウリのバンドDAWN ROADとルドルフ・シェンカーが合流し、新生SCORPIONS発足…から早40年。ウリの自身が在籍した1973-1978年のSCORPIONS楽曲に特化したライヴを2013年より開始、2015年1月にリリースした(セミ)ライヴ・アルバム「SCORPIONS REVISITED」にてウリに見初められメインヴォーカルに抜擢されたネイサン・ジェイムズを帯同して遂に来日となりました。初日となる名古屋公演を記録したのは皆様ご存知、西日本最強テーパー氏。本作では、ライブハウス規模の会場の響きを忠実に捉えながらも、楽音の妨げとなるオーディエンスノイズがほぼ皆無!オールスタンディングの会場では奇跡的!いえ、奇跡ではなく、氏が瞬時の判断で手拍子の多い場所からPAスピーカー前に録音ポジションを移動したことによるのです。こうした判断もまた氏がマイクと会場音響を熟知した上でさらに、たった今録音されている音像バランスを予想して成し得る技。オープニングはSCORPIONSライブ盤「TOKYO TAPES」と同様、「All Night Long」。もう冒頭からバンド一丸の強靭な音圧に、嬉しい驚きです!今回のツアーはギター3本、キーボード、そしてウリ、ネイサン、ニクラス・トゥルマンの3人が代わる代わるメインボーカル、そして各メンバーがバックヴォーカルも執る大所帯。4ピースバンドの既成の枠組みに制約されることなく、ウリが表現したい音のために(曲ごとに)編成を変えプレイヤーを揃える、そんな表現する音に対するアーティストとしての責任とプロフェッショナル意識がこうした大編成を実現させています。序盤の「Longing For Fire」「Crying Days」「Sun In My Hand」など、SCORPIONS時代にはハーモニーなどスタジオ多重録音どおりにはライブ再現できなかった楽曲が今、作曲録音時にウリが意図したとおりの形で私達の目の前に現われてくるのです!ウリのスカイギターに加え、その左右にストラトキャスターの2人を配し、トリプルギターで奏でられる豊潤なハーモニー。そして、オリジナル版の倍に拡張アレンジされた「The Sails of Charon」では妖艶なムードの中、ウリのスカイギターとネイサンのヴォーカルがインプロヴァイズを重ねドラマティックに高潮に達する…。そして、SCORPIONS在籍時はもちろん2000年代から再びレパートリーとなって2001年、2008年来日時も披露された「We'll Burn The Sky」終盤では、この名古屋公演のみ出演したリチャード・カークのアタックの強い2バス連打(この突進力のあるアンサンブルは日本ではこの夜限りなのです)、そして高速ツイン(トリプル)ギターアルペジオの上にウリが天をも燃やさんばかりにハイフレットで昇りつめていく…かつてないほど激しく美しい。これをカタルシスといわずして何と言いましょう。まだセットリストの中盤にしてすでにクライマックスを迎えたかのような充実ぶりです。「In Trance」では、普段埋もれがちなバックコーラスと古色蒼然としたオルガンの音色がたいへん分離よく聴きとれます。ウリの音量が結構大きいためウリと逆サイドでコーラスをとるニクラス、キーボードのコルヴィン・バ―ン付近(のPAスピーカー前)に録音ポジションを選んだテーパー氏の判断は正解。この分離のよい音質に反映されています。「さぁ特別なひと時だ、毎晩異なる演奏になるよ」とニクラスのMCに導かれ、ウリによる7弦クラシックギター(ゴダンのGrand Concert-7)ソロリサイタル。インプロヴァイズを交えてのナイロン弦の優美な響きは名匠というにふさわしい。繊細な音世界から豪快なハードロックへとセットリスト終盤に向けて加速、特にアンコール「Pictured Life」「Catch Your Train」の2連発では周囲のオーディエンスから歓喜のあまりの悲鳴や嗚咽が(テーパー氏のPAダイレクトな音質では問題なし)。セカンドアンコールは敬愛するジミヘンドリックスナンバーで定番の締めくくりとなっています。翌日の東京公演、会場の中野サンプラザはSCORPIONS公式ライヴ盤「TOKYO TAPES」の素材となった1978年4月24日、27日両公演が行われた会場。ウリ在籍時SCORPIONSファンにとってはまさしく聖地。その聖地で37年ぶりにSCORPIONS時代の楽曲ばかりのライヴが行われること。その聖地が解体されることとなり、同じ会場でウリを観られるのは恐らく今回が最後となるであろうこと。ウリはこの東京公演を公式ライヴ映像作品「TOKYO TAPES REVISITED」とすべく公式撮影カメラの入る公演となったこと。このように、ウリがこの夜この会場で「TOKYO TAPES」に集大成されたSCORPIONS楽曲を演奏することには幾重にも意義があるのです!そしてこの重要なライヴを究極の音質とドキュメント性でもって捉えた本作は、公式盤越えとなるに間違いありません(まだリリースもされていないうちから)!!ショウはネイサンとニクラス、そしてウリがヴァラエティ豊かに曲ごとにヴォーカルを執りながら、曲のカラーが最大限に発揮されていきます。ネイサンはクラウス・マイネほど突き抜ける声質でないものの、力強く情感を込めるスタイル、ニクラスはクリアで甘く伸びやか(そのニクラス、開演前半はギターアンプの故障に悩まされました)。  「荒城の月」では、イントロ部にインストアレンジが加わり、琴を模した音色のキーボード、トレモロ奏法が活きるウリのギターがしっとりした和の情景を描き出します。また、単独曲として中野サンプラザで単独曲として演奏するのは、実に1978年初来日以来となります!(2001年来日時はヴォーカル+バンド演奏でしたが厚生年金会館で別会場。2008年時はこのサンプラザでしたが、「Dark Lady」にインクルードされヴォーカルなしの演奏)また、「Fly to The Rainbow」終盤、ウリの激しいアーミングもハイライトのひとつ。ブレイクしたのちギター1本でアームアップ&ダウンとフォードバック。まるでギターが生き物のように慟哭し、雄叫びを上げ、あるいは爆撃機のように轟音を轟かせる。一音一音に入魂のウリ。オーディエンスは鳥肌を立たせながらウリのパフォーマンスを注目することに全身全霊捧げていたでしょう。アーミングがあまりに激し過ぎて弦が切れるというトラブルが生じ、「私は決して弦が切れたことはなかった。SCORPIONS 時代はよく弦が切れチューニングが狂ったんだ、この今以外は。これはSCORPIONS(の曲)のショウだからかもね」とジョークを言いながらもやや動揺している様子がうかがい知れます。さらに不運は続き、控えのスカイギター“インフィニティ”で「Top of the Bill」がスタートするもチューニングが狂っており、アーミングで音程差をカヴァー試みるも演奏中断(80年代後期、BAD NEWSというバンドがQWEENの「Bohemian Rhapsody」をわざと調子っぱずれでカヴァーしたのを思い出させます)。結局、弦を張り直して戻ってきたスカイギターを使うことに。ヘッドに装備してあるトロニカル社の自動チューニングシステムを実演してみせると会場から感嘆のどよめきが。仕切り直して「Top of the Bill」を支所から再スタート。公式盤には決して残ることのないドキュメンタリーがここにあります! なお、この晩からジェイミー・リトルがドラマーとして出演。名古屋公演のリチャードはパワーヒッターでテンポが速く突進力がありましたが、ジェイミーはしなやかで軽快かつ絶妙なグル―ヴを生む持ち味。繊細なシンバルワークも魅力です。ショウの佳境、「I've Got To Be Free」ではコール&レスポンスで会場を一体化させ、「Polar Nights」SCORPIONS時代の“ストラトながら異様に図太い音”で豪快なプレイ、「Dark Lady」では各メンバーのソロタイムをインクルードし盛大に盛り上げる。そして、燃え尽きよと言わんばかりにとどめのアンコール。間髪いれず立て続けに「Pictured Life」「Catch Your Train 」!自身の新しい音楽作品、新しいプレイスタイル、果ては新しい楽器(スカイギターの発展改良)まで、常に進歩し続けるウリのクリエイティヴィティ。対して、ファンはSCORPIONS時代の曲の再演を切望する。それは叶わない願いでもありました。ウリ自身が、過去の自分のプレイスタイルを模倣すること以上に自身の過去のレパートリーから再発見する意義をみつけた今、SCORPIONS時代のオリジナルヴァージョンを尊重しながらもそれ以上の演奏クオリティで体験できるときが来たのです。その喜びを4CDでおくる本作で、あなたとわかち合いたい。 Bottom Line, Nagoya, Japan 19th February 2015 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Nakano Sun Plaza, Tokyo, Japan 20th February 2015 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Live at Bottom Line, Nagoya, Japan 19th February 2015 Disc 1 (75:37) 1. Introduction 2. All Night Long 3. Longing For Fire 4. Crying Days 5. The Sails Of Charon 6. Sun In My Hand 7. Virgin Killer 8. Kojo No Tsuki 9. We'll Burn The Sky 10. In Trance 11. Rainbow Dream Prelude 12. Fly To The Rainbow Disc 2 (63:34) 1. Top Of The Bill 2. I've Got To Be Free 3. Polar Nights 4. Dark Lady 5. Pictured Life 6. Catch Your Train 7. All Along The Watchtower 8. Little Wing Live at Nakano Sun Plaza, Tokyo, Japan 20th February 2015 Disc 3 (79:28) 1. Introduction 2. All Night Long 3. Longing For Fire 4. Crying Days 5. The Sails Of Charon 6. Sun In My Hand 7. Virgin Killer 8. Kojo No Tsuki 9. We'll Burn The Sky 10. In Trance 11. Rainbow Dream Prelude 12. Fly To The Rainbow Disc 4 (71:56) 1. Top Of The Bill 2. I've Got To Be Free 3. Polar Nights 4. Dark Lady 5. Pictured Life 6. Catch Your Train 7. All Along The Watchtower 8. Little Wing Uli Jon Roth - Guitar, Vocal Nathan James - Vocals Niklas Turmann - Guitar, Vocals David Klosinski - Guitar Corvin Bahn - Keyboards, Vocals Ule Ritgen ? Bass Richard Kirk - Drums (19th February) Jamie Little - Drums (20th February)

Uli Jon Roth ウリ・ジョン・ロート/Aichi & Tokyo,Japan 2015

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