ヴァイのザッパ・バンド離脱直前となる、1983年3月18日ニューヨークの名門クラブ、マイ・ファーザーズ・プレスにおけるソロ・ライブの模様を、マスター・オーディエンス・テープより、サウンドボード・レベルの良好クオリティーにてコンプリート収録。まず時期的にはザッパ・バンドに籍を置きつつ、1982年からファースト・ソロアルバムとなる『Flex-Able』のレコーディングも開始しており、さらに並行して、モーニング・サンダーという4ピースのバンド名で、単発的なギグもライブハウスで行っていた模様で、この日もそのレコーディングの合間を縫って突如出演となったもの。そしてそのライブは、ヴァイの他、ベース、キーボード、ドラムの4人によるインスト・バンドによるもので、セットはこの後、『Flex-Able』に収録されるナンバー、またさらにその後『Flex-Able Leftovers』に収録される”Bledsoe Bluvd”なども披露しており、全編にわたりジャズ/フュージョン的ニュアンスも強い中、やはりヴァイのフレキシブルなプレイは圧倒的。そして最大の聞きどころは終盤、ザッパの”Zoot Allures”で、ここではまたザッパとは違ったアプローチによる素晴らしい超絶ソロを披露。なお、翌年アルカトラスにイングウェイの後釜として加入し、その名を世界中に知られることになる、それ以前のキャリア黎明期における貴重なライブを、ベスト・クオリティーでここに。 01. Viv Woman 02. The Attitude Song 03. The Riddle 04. Bledsoe Bluvd 05. Call It Sleep 06. Liptown 07. All Of One 08. No Parties 09. Hard Times 10. Slow Fingers 11. Zoot Allures 12. Baby To Shake Your Monster [at My Father's Place, Old Roslyn, NY USA, 18th March 1983] Steve Vai ? guitar / Randy Coven ? bass / David Rosenthal ?Keyboard / Todd Turkisher - drums