1995年「Youthanasia」に伴う日本ツアーより5月21日福岡サンパレス公演を極上レベルのオーディエンス録音で完全収録。トレーダー間でも一切出回っていないオリジナルDATマスターをダイレクトに使用したファン必聴盤。全体の音質も非常にクリアー。良い意味での臨場感も抜群で、全体の雰囲気を大いに盛り上げてくれます。ギターソロ、ボーカルをはじめ、全体が非常にオンに収録されているので、大変リアルな音像で、この素晴らしいライブを楽しむことができます。バスドラが割れる寸前までかなりオンに入っているのが、逆に全体の迫力を増長しています。このツアーのオープニングSEは映画「栄光への脱出」で、劇的にスタートするSkin O' My Teeth は凄まじく、会場が一気にヒートアップする様子がリアルに体感できます。人気曲 Hangar 18、初期のWake Up Dead(ここでムステインの「ヨウコソ、ショウ」「タノシンデルカイ」という日本語MCが入ります。)で畳み掛ける怒涛の序盤に続いては、新作からReckoning Dayが披露されます。懐かしのサントラ「ラスト・アクション・ヒーロー」収録のAngry Again、そして新作からシングルカットされたA Tout Le Mondeのイントロとして演奏されるマーティのギターソロには演歌調のメロディが組み込まれています。「Countdown to Extinction」収録のForeclosure Of A Dreamに続いてメドレーでIn My Darkest Hourがプレイされます。新作からTrain Of ConsequencesとThe Killing Roadに続いてはコンピレーション「The Beavis and Butt-head Experience」収録の99 Ways To Dieが演奏されます。(イントロでムステインが「キュウジュウキュウ」と日本語MCにトライします。)The Mechanix、Symphony Of Destruction、Peace Sellsと大盛り上がりのナンバーが炸裂するショウ後半は凄まじい盛り上がりを体感できます。アンコールはAnarchy In The U.K.で1分目でマイクに何かがぶつかったようなノイズが入ってますが、それ以外は安定感抜群の高音質でライブの全編が収録されています。終演後のアナウンスも収録。近年では全く演奏されることのない、この時期ならではのナンバーを含む、1995年日本ツアーからの最高のライブ盤が登場です。